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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。春になると気温が暖かくなり、髪をあげる機会も増えると思います。春はヘアアレンジをしたくなる季節ですよね。今回はそんな時に始めたいポニーテールヘアアレンジをご紹介します。
髪をまとめる時に気をつけてもらいたいのが、ヘアアレンジ前の下ごしらえです。髪が絡まったり、ひっかかったりした状態だとヘアアレンジがしにくくなります。
また、髪に何もついていない状態だと髪がパラパラと落ちてきてしまいますので、あらかじめスタイリング剤を馴染ませておくとヘアアレンジをうまく作ることが出来ます。
春になると服装も軽装になり髪の毛もスッキリとさせたい気分になります。ポニーテールアレンジは首元をスッキリと見せることが出来ますし、ヘアスタイルを立体的に見せることが出来ますので、春にはぴったりなヘアアレンジと言えます。
比較的簡単なプロセスでヘアアレンジをすることができますので、ぜひこの機会に試してみてくださいね。
① はじめに髪の毛をブラッシングして整えておきます。
② 後頭部の髪をゴムでまとめます。ゴムでまとめる部分は奥行きをつけたい部分を狙ってブロッキングをとります。
ゴムは最後に崩しを入れるために、キツキツに結びすぎないように心がけて下さい。
③ 両サイドの髪をロープ編みをして真ん中でゴムで縛ります。この時の毛先の高さがポニーテールの毛先の位置になりますので、落ち着いた雰囲気に見せたい場合は低め、元気な雰囲気に見せたい場合は高めの位置で結ぶようにして下さい。
④ 残ったバックサイドの髪を先ほど結んだ2つの毛先と一緒にゴムで縛ります。この時のゴムは大きめの飾りゴムなどを使うと、見た目の雰囲気もお洒落に見せることが出来ます。
⑤ 最後にパーツごとに全体を崩したら完成です。
特に日本人は後頭部と頭頂部が潰れやすい骨格をしているので、しっかりと引き出して立体的に見せるようにして下さい。
今回のポニーテールアレンジは比較的髪の短めの方でもできるヘアアレンジになります。髪のパートを細かく分けることで、短い髪でも簡単にあげることが出来ます。
もちろん長い髪の方でも同じ工程で作ることが出来ますのでお試しください。
髪が長い方はポニーテールの毛先も長く残り過ぎてしまうことがあります。毛先が長すぎるとヘアスタイルの印象を立体的に見せることが出来ないため、簡単に巻いた方が良いのでやり方をご紹介します。
今回はコテで波ウェーブを作って立体的に見せる方法です。
① 毛先を外はねに細かく巻きます。特に表面の髪は強めに巻くようにして下さい。
② 毛先を巻いたら中間の髪を今度は内巻きに巻きます。中間は内巻き、毛先は外はねにすることで「波ウェーブ」を作ることが出来ます。全体をスタイリング剤で馴染ませたら完成です。
今回の方法で毛先を立体的に見せることで、ヘアアレンジをより躍動的に見せることが出来ます。コテが苦手な方はヘアアイロンでも同じように作れますのでぜひお試し下さい。
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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