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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「塗ってもあまり見えないから意味がない」「派手に見えるからやめとこう」と思って省いているメイクはありませんか?メイクはひと手間かけるたびにさりげなく印象が変わるもの。肝心な部分を省くと手抜きに見える可能性があります。今回はナチュラルメイクのつもりが手抜きに見えやすくなるポイントをご紹介します。
ベージュ系の肌に溶け込むような色のアイシャドウが主流ですが、ベージュなら塗っても変わらないと感じる方も多いかもしれません。
時短メイクとして締め色をアイホールにかけてぼかすだけのアイメイクをするのも悪くはありませんが、やはり雑な印象は否めません。
ひと手間かけてベージュを仕込んでおくと自然な陰影をプラスでき、目元に深みが生まれます。
アイシャドウパレットに多い3〜4色使ったメイクが面倒な方も、2色メイクなら手間をぐんと減らしつつ丁寧な印象のメイクに仕上がります。
上まぶたはベージュを仕込んでから締め色をぼかしてなじませ、下まぶたは全体にベージュを入れるだけでOKです。簡単なのでぜひ取り入れてみてください。
マスカラを塗ると顔が派手になりすぎるという理由で避ける方も多いでしょう。
メイクの工程も短縮できるため、ナチュラルメイク派の方から避けられることが少なくありませんが、マスカラをつけるかどうかで目元の存在感は大きく変わります。
年齢を重ねると、ボリュームやカールがつきすぎたまつ毛は不自然に感じられやすいのでおすすめできません。
しかし、マスカラを使わないアイメイクは目元が寂しい印象になりやすく、仕上がってから冷静に見ると想像以上に物足りなさを感じる可能性があります。
一度塗りで軽めに仕上げる程度なら、ボリュームやカールがつきすぎることはありません。ナチュラル感をキープしつつ目元の存在感を高められ、手の込んだメイクに見えやすくなるでしょう。
「ナチュラルなチークなら塗っても意味がない」「チークを濃く入れると若作りに見えそうだから避けたい」などの理由で、チークを塗らない方も少なくないでしょう。
たしかに、チークは塗っていることがわかるほどしっかり塗るのはおすすめできません。ケバく見えたり野暮ったく感じられたり若作りなメイクになったりする可能性があります。
チークはほのかに色みを感じる程度にとどめることで、血色や立体感が感じられて若々しくいきいきとした表情を演出できます。
一方、頬に何も塗らなければ顔色が悪く見えやすいだけでなく、ファンデーションでもともとの血色を抑えたぶんツヤや立体感も低下した状態になっています。
見た目にはわかりにくくても、チークを入れるかどうかでメイクの格が大幅に変わるでしょう。
今回使用したコスメは以下のとおりです。
左から
ルナソル「アイカラーレーション」23 Morning Glow(税込6,820円)
メイベリン ニューヨーク「スカイハイ」01 ブラック(税込1,694円)
POLA「B.A 3Dオアシス ブラッシュ」02ブルーミングピオニー(税込6,050円)
今回ご紹介したメイクでは、省くと手抜きや雑な印象になるポイントを集めました。
そのひと手間をかけることでメイクの格が上がったように見えるので、ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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