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美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。締め色のないアイシャドウパレットで自然な立体感を演出したり、彩度の低いくすみ色で静かな 華やかさを演出したりといったアイメイクが人気ですよね。これまで、アイメイクで目を大きくするために、締め色でグラデーションをつけたり太めのアイラインを引いていたという方は、アイメイク迷子になってしまっているという声を耳にします。そこで今回は、人気のアイシャドウパレットを使って目を大きく見せる今っぽデカ目メイクのやり方をご提案します。
2024年に引き続き、2025年春もニュアンスカラーや彩度の低いくすみカラー主体のアイシャドウパレットの発売が続きます。透明感を引き出して、ニュアンスでグラデーションを作ることや、ラメやパールの輝きをポイントだけで利かせて光と影を上手に操ることが、デカ目メイクのキーポイントになってきます。
メイク初心者でも手っ取り早く目を大きく見せるには、透ける質感のマットカラーが強い味方になります。パール感のあるカラーとのコントラストでデカ目効果が狙えるのは、例えば「ADDICTION 008ミスモーヴ」のようなスモーキーカラーがおすすめです。
目そのものの存在感が引き立ち、今っぽニュアンスのクールビューティが目指せるのは一重さんならでは。スタイリッシュな目元でデカ目効果を狙ってみてくださいね!
①肌なじみのいいベースカラーでまぶた全体を引き締める。
②下まぶたの涙袋部分には、ラベンダー系のカラーをのせる。
③透けマットな質感のモーブブラウンを、上まぶたと下まぶたにのせる
④マットな締め色を上まぶたと下まぶたの目のキワに、ブラシでぼかしながら色をのせていく。
⑤上まぶたに、黒のアイラインを細めに引く。目のキワぎりぎりに引いていき、まぶたより3mmくらいはみ出すのが今っぽ。
締め色を効果的に使うと期待通りのデカ目効果が得られることがわかっていても、奥二重さんは目を開いた時に見えなくなってしまうので、色の乗せ方が難しいですよね。締め色はあまり広範囲には広げず、中間色やメインカラーで自然な陰影を彩ると、デカ目効果を得ることができます。
同系色4色で適度なコントラストのあるアイシャドウパレットがおすすめです。例えば「ルナソル アイカラーレーションN EX 05」は、大人気のコーラルカラーでまぶたにハリ感をもたらしてくれます。また、理想的な透けマットの締め色で目をはっきりと見せてくれるのでおすすめです。
①まぶた全体にハリ感と引き締め効果をもたらしてくれる明るめのベージュをまぶた全体に塗る。
②コーラルやくすみピンクなど、透け感のあるマットカラーを、上まぶたは二重幅より広めに、下まぶたは涙袋全体に塗る。
③濃いめのオレンジやパープルブラウンなど、ベースカラーより濃いめの色を内側に塗る。
④マットな締め色を目のキワに塗ってぼかす。
⑤下まぶたのキワと目頭にラメを重ねて華やかさと立体感をプラス。
わかりやすいグラデーションで立体感を彩ろうとするとクラシックな印象になってしまいがちな二重さんには、ヌードなベージュをベースに、わずかな色の濃淡で自然な陰影をつくる、人気のアイメイクがぴったりです。
例えば、「スナイデル ビューティ アイデザイナーn 01コーラルチャーム」のように、はっきりと締め色といえる色が入っていない、トレンド感のあるアイシャドウパレットで今っぽいデカ目アイメイクをつくることができます。
①明るめベージュをまぶた全体に塗る。
②いちばん濃い色を目のキワと下まぶたの目じり側にのせる。
③二番目に濃い色を二重幅と下まぶたの涙袋に塗る。
④ラメやパールのキラキラカラーを黒目の上に縦長に入れる。
色の違いがあまりない今っぽい仕様のアイシャドウパレットを使うときは、まぶたの広い範囲には粉ふくみのいい太めのアイシャドウブラシで色をのせ、目のキワには細めのアイシャドウブラシをつかって丁寧に色を塗ると、わずかな色の違いでも、確実な立体感を得ることができ、少し離れたところから見たときに目が大きく見えておすすめです。塗り方を工夫して似合うバランスを探してみて下さいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4009
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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