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「バクテリア」というとネガティブなイメージがありませんか? しかし驚くことに、美容とは正反対にありそうな、このバクテリアが近年、美容に活用されているというのです。今回はバクテリアを配合してできた次世代コスメ「プロバイオティクス」のスキンケアアイテムをご紹介します!
今回ご紹介するのはこちら。良質な海外コスメが手に入るサイト「iHerb」で入手できる「プロバイオティクス」というスキンケアアイテムです。
なんとバクテリアを配合した、ちょっとおもしろいスキンケアアイテムなんです。プロバイオティクスというと、ヨーグルトやサプリをイメージする人も多いかと思いますが、直接お肌に使うスキンケアアイテムの分野でも、プロバイオティクスの効果が期待できるというのです。
バクテリア…え、微生物?細菌のこと!? と思わず眉をひそめるかもしれませんが、「プロバイオティクス」とは、私たちの体を外敵から守り、さらに体に良い影響をあたえる微生物のこと。
ここ数年、海外では微生物を配合したスキンケア用品が流行りつつあるのです。
イギリスのある企業は、吹きかけると石けんやシャンプーなしで体臭が消えて、肌の調子もよくなってしまう、土から採れるバクテリア入りの肌用スプレーを開発しました。肌に住みついたバクテリアが、汗に含まれるアンモニアを亜硝酸塩や一酸化窒素に変えて、肌の汚れや炎症を抑えてくれるおかげです。
実際に4週間ほど石けんや洗顔料で肌や体を洗わず、さらに化粧品や保湿剤などの美容用品を使わずこのスプレーと軽いシャワーだけで過ごした被験者は、肌の調子がぐんぐん良くなっていったというから驚き!
これは「皮膚常在菌」などと呼ばれている、ヒトの肌に住み着いている大量の細菌、微生物のおかげ。細菌には善玉菌と悪玉菌があり、肌の善玉菌は悪い菌の繁殖を抑えたり、外部からの刺激をブロックしてくれるのです。
自浄作用という言葉もあるように、皮膚学会で「洗い過ぎると、良い菌まで殺して逆に肌のバリア機能を損なう」というのは常識。
清潔感を重視するあまり、キレイに越したことはない! と、せっせと洗いがちですが、抗菌作用の高いソープなどで洗顔すると、美肌に欠かせない常在菌たちが激減。どんどん肌荒れが進んでしまうことに。
洗いすぎてもダメ、洗わなくてもダメ、バランスが重要なんですね。でもそのバランスを取るのが難しい! 誰もが、「汚れ」と「洗い過ぎ」の間で悩んでいるのです…。
そこで、バランスが崩れた肌に良い菌を補うべく開発されたのが、バクテリア配合のスキンケア用品です。この「Andalou Naturals プロバイオティクス+C」(50 ml、税込2,363円)というクリームは、ホホバオイルやオオベニミカン果皮油などの植物性油が基本成分で、そこに乳酸菌が入っています。
クリームといってもこってり感はなく、まるで美容液のようなさらっと感。ちゃんと潤うのにべたつかないので、夜だけでなく朝のメイク前にも重宝します。
お風呂上がりのケアは、写真のように気持ち多めにとって両手で10秒間ほどハンドプレスすると、しっかり浸透していくのがわかります。
なんといっても柑橘系の香りがこれからの季節にぴったりの爽やかさで、使っていてテンションが上がります♪
そして「Andalou Naturals プロバイオティクス クレンジングミルク」 (178 ml、税込1,231円)。こちらもヒマワリ油やアーモンド油、オオベニミカン果皮油などの植物油が主成分で、レスベラトロールというポリフェノールの一種と、乳酸菌が入っています。
手に取るとねっとりしたオイル感はなく乳液のようにサラサラで、これまた香りがとっても良い♪ 癒やされます。
ウォータープルーフなどのアイメイクは落ちにくいので、あらかじめポイントメイクは専用のリムーバーで落とした上で使用することをオススメ。
私は日焼け止めオンリーの日はこれでクレンジングし、化粧水のあと上記のクリームを使うようになってから、肌がもちもち&ふっくら&白くなってきた気がします! 大注目のプロバイオティクス、気になった方はぜひ一度お試しあれ。
<MIFA プロフィール>
出版社勤務、週刊誌記者を経て、旅とグルメとアンチエイジングを追求するライター。休日はだいたい映画館かスパか寄席にいます。
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MIFA
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出版社勤務、週刊誌記者を経て、旅とグルメとアンチエイジングを追求するライター。休日はだいたい映画館かスパか寄席にいます。
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