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美容ライターの遠藤幸子です。年齢を重ねると似合う色や質感が変わり、お気に入りのコスメを使ったいつものメイクが、しっくりこないと感じる機会が増えてきます。今回は、そんなときぜひやってみて欲しいことを3つ紹介します。
手持ちのチークの色が似合わなくなったと感じたら、それを捨ててしまう前に試して欲しいことがあります。
例えば、リキッドなど練り状であった場合は、化粧下地を少量混ぜて色を淡くするなど色みを少し変えてみること。新しいものを買わずに自分に似合うチークにカスタマイズすることができます。
パウダーの場合には一旦肌に塗り、黄みが強いと感じたら青み寄りのカラーを重ねるといったように肌の上でカスタマイズするのがおすすめです。既に塗ったチークが似合わず修正したい場合には、少量ファンデーションが付着したスポンジで軽くチークを落としてから上記の方法で塗り重ねてみましょう。
気に入って購入したはずのセミマットやマットなファンデーションが、自分で使ってみるとツヤ感が物足りなく、老けて見えると感じたとき試して欲しいことがあります。それは、リキッドやクリームタイプのファンデーションなら乳液を少量混ぜるという方法です。
ファンデーションの色が薄まるような仕上がりになることで、素肌っぽい印象も演出でき、油分をプラスすることでツヤ感も生まれます。ただし、ファンデーションと乳液の相性があり、組み合わせによってはうまく混ざらないこともあります。
あらかじめ手のひらでうまく混ざるか確認してから肌に塗ることが大切です。パウダーの場合には混ぜ合わせることができないので、艶やかな肌に仕上がる化粧下地を使い、フェイスパウダーの使用を控える、ハイライトをプラスするなど工夫しましょう。
メイクする順番は人それぞれですが、筆者の場合最後に塗ることが多いです。すると、全体のバランスが悪い、そもそもその日の肌のトーンやメイクにその色のリップが似合わないということがあります。
そんなときリップを落として別のものを塗る方法もありますが、それを何度も繰り返すと、唇のコンディションが乱れてしまうことがあります。
そこで、試して欲しいのが、塗ったリップをティッシュオフして、別の色のリップやグロスを重ねる方法です。重ねるリップやグロスを選ぶポイントは、濃さが足りないと感じたら深みのあるカラーを重ねてみる、逆の場合は淡い色を重ねてみることです。
3色くらいまでならこの方法で重ねてもOK。どこにも売られていない自分だけのオリジナルリップに仕上げることができる楽しさもあります。
いかがでしたか。忙しい朝メイクがしっくりこないと慌ててしまうことがあります。しかし、慌てるとより焦って行動することによる失敗も起こりやすくなります。
今回紹介したような方法ならそれほど時間をかけずに、自分に似合うメイクに変えることができます。焦らずにぜひお試しください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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