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美容ライターの古賀令奈です。「時短メイクをしたいけど、仕上がりもそれなりだから満足できない」とお困りではありませんか?手抜きに見えないように大人の悩みもしっかりカバーできる時短メイクを目指すなら、ポイントをおさえておくことが大切です。今回は、おすすめの40代向け時短メイクをご紹介します。
時短メイクでは、できるだけメイクの工程を省きたいところ。とくに、重ねるアイテムが増えやすいベースメイクは、最小限に抑えられるように工夫しましょう。

手間を減らせるベースメイクといえば、パウダーファンデーションが活躍。トーンアップ効果と補正力に優れた化粧下地で整えておくことで、2アイテムでもキレイに仕上がります。
パウダーファンデーションはブラシで磨くように塗ると、粉っぽさを抑えてツヤ感をアップできるでしょう。
使用したアイテムは以下のとおりです。

画像左から
ナンバークロゼット「ライアースキンプライマー」(税込2,530円)
モイストラボ「パウダレスフィット ファンデーション」02 ナチュラルオークル(税込1,650円)
「ライアースキンプライマー」は、シルバー・ピンク・ゴールドの3種のブレンドパールを配合しており、くすみと色ムラを補正しながら肌をトーンアップします。SPF47・PA++++で紫外線カット、保湿美容液配合で潤いもキープ。化粧下地だけでも美肌感がグンとアップする補正力の高さが魅力のアイテムです。
「パウダレスフィット ファンデーション」02 ナチュラルオークルは、毛穴レスとハイカバーを叶えるパウダーファンデーション。時間が経つほど汗と皮脂を味方につけるフィットジュレ処方を採用し、粉感を抑えて崩れ知らずのツヤ肌に仕立てます。プチプラながらも満足度の高い仕上がりを楽しめるアイテムです。

ベースメイクをシンプルにすると、ファンデーションだけで隠しきれないシミやクマに困る方も少なくないでしょう。
コンシーラーを事前に使っておくのもいいですが、もっと簡単に済ませたい方は、アラが隠せるチークやハイライトを使うのがおすすめです。

近年はチークやハイライトでクマやシミを隠せるアイテムが登場しており、コンシーラーよりも薄化粧かつ効率的に済ませられます。時短メイクにも便利なので、ぜひ活用してみてください。
使用したアイテムは以下のとおりです。

ブリリアージュ「カモフラージュ コンシーラーチーク」01 ピンクベージュ(税込4,400円)
ただ隠すだけでなく、魅せる肌を叶える新感覚コンシーラー。高いカバー力を備えながらも、自然な血色感とツヤを与えられるため、ワンアイテムでカバーとポイントメイクを両立できます。
01 ピンクベージュは、内側からにじむような柔らかい血色感と、いきいきとしたツヤが楽しめるカラーです。
眉メイクは工程が多いため、できるだけ手間を省きたいところ。しかし、あまり省くと手抜き感が出やすいので、バランスをとることが大切です。

時短メイクでおすすめなのは、ペンシルで眉尻~眉中までを描いたあとにスクリューブラシで軽くぼかしてふんわり感を出しつつ、全体の色を眉マスカラで統一させる方法です。
足りないところを描き足しつつ、色ムラも払拭されるので、きちんとした印象になります。
使用したアイテムは以下のとおりです。

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イルム「ウルトラファイン トライアングル アイブロウペンシル」EP02 ロゼブラウン(税込1,100円)
KATE「3DアイブロウカラーZ」BR-3 ピンクベージュ(税込935円)
「ウルトラファイン トライアングル アイブロウペンシル」は、極細芯とスクリューブラシで自然な毛並みを表現できるアイテム。三角芯だから1本1本描けるうえ、面を使って眉中を太く色付けることもできます。眉中を描いたあとにスクリューブラシでぼかすと、パウダーで描いたような仕上がりを実現可能です。
EP02 ロゼブラウンは赤みのあるピンク系で、ピンク系やレッド系のメイクをする日に活躍します。
「3DアイブロウカラーZ」は、脱色級の眉マスカラと謳っており、黒を抑える効果が高く、自眉の色を抑えたいときに便利です。小回りのきくブラシで地肌につきにくくて塗りやすく、サッと眉の印象を変えたいときに活躍します。
BR-3 ピンクベージュは、柔らかい印象のピンクメイクと相性がいいカラーです。


時短メイクをするなら、ワンステップで塗れるアイシャドウを使うとスムーズに進められます。
濃淡のついた複数のカラーをまとめて塗れるアイシャドウは、忙しい朝の頼もしい味方です。ブラシにとってまぶたの上を複数回往復させるだけで、簡単にグラデーションをつけられます。
カラーのおすすめはピンク系。血色感のある色を使うことで、目元のくすみを飛ばしながら明るい印象に仕上がります。

アイシャドウは手早く済ませても、マスカラは丁寧に塗りましょう。
まつ毛をしっかりカールアップさせると、ぼんやりしがちな大人の目元がぱっちり見えます。まつ毛の根元にブラシを当て、数回往復させてからスッと毛先に向かって伸ばすとキレイに塗れるでしょう。
下まつ毛もコームの先端を使って端まで丁寧に塗ることが大切です。
使用したアイテムは以下のとおりです。

画像左から
マナラ「ワンステップアイカラー」コーラルピンク(税込3,778円)
セザンヌ「グロウコートマスカラ」01 シアーブラック(税込660円)

「ワンステップアイカラー」コーラルピンクは、ひと塗りで簡単にグラデーションをつくれるアイカラー。付属の幅広ブラシをアイシャドウに平行に滑らせてとり、まぶたに3~4往復させるだけで、ピンクが織りなす上品でソフトなグラデーションが生まれます。
下まぶたにはブラシの角を使ってアイシャドウの上2色を取り、明るいほうのカラーがキワにくるように塗れば、下まぶたにも自然なグラデーションがつくれます。
「グロウコートマスカラ」は、つるんとツヤのあるまつ毛にコーティングするマスカラ。いつものように塗るだけで、簡単に美しい束感ができるのが魅力です。まつ毛の根元に沿わせて左右に塗る作業もスムーズにしやすく、塗りやすさも仕上がりも高い満足度が得られます。


リップで手早さを重視したいときは、スティックタイプが重宝します。潤いタイプのなめらかなリップを選ぶと、よりスムーズに塗れるでしょう。
このようなリップなら鏡なしでも素早く塗れるため、メイク直しで使いやすいのも魅力です。
今回使用したリップはこちらです。

セザンヌ「ラスティンググロスリップN」301 モモコーラル(12月下旬先行発売、税込693円)
美容液成分を約80%も配合したティントリップ。潤いで包んで唇の乾燥や荒れを防ぐため、冬場も使いやすいアイテムです。
301 モモコーラルは、多幸感が漂うコーラル系。明るめのカラーで、暗くなりがちな冬の表情がひと塗りでパッと華やぎます。

時短メイクは最小限のアイテムで済ませたいですが、手抜きに見せないためにはポイントを絞って丁寧に仕上げることが重要です。
省けるところは省きつつ、必要な工程をしっかりとおさえて満足度の高い時短メイクをお楽しみください。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
2042
美容ライター。企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。パーソナルカラーはイエベ秋、顔タイプはフレッシュ。
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