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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。髪が短いとどうしてもヘアアレンジが難しかったり、レパートリーが少なくなってしまうと困っている方も多いと思います。が、少しの工夫でヘアアレンジを楽しむ事は出来ます。今回は髪の短い方でも簡単に出来るヘアアレンジをご紹介します。
短い髪をヘアアレンジする際は長い髪の時よりも少し難易度が上がるため下ごしらえをしっかりするようにして下さい。
スタイリング剤を適量つけて毛先をある程度巻いておく他、使う道具にも気をつけて下さい。
ゴムやピンを使ってヘアアレンジをしていきますが、短い髪は髪自体が丈夫であることが多いため、なるべく頑丈で切れにくいゴムと、挟む力の強いピンを準備してください。
① 毛先はヘアアレンジがしやすいように軽く丸みをつけてスタイリング剤を適量つけておいてください。こちらのアレンジは肩くらいの髪の長さがあればOKですが、極端に段があると難しいので予めご了承下さい。
② 中心からやや左にずらして真ん中の髪を2、3回編み込み、ゴムで縛ります。
このパートはブロッキングに丸みを帯させることが大切ですので編み込む際には気をつけて下さい。
③ 左サイドの髪は少なくなっているので全ての髪を片編み込みして、右側サイドの髪は毛量が多いので半分だけ片編み込みをして1つにした後ゴムで縛り、くるりんぱをして収めます。
④ 残りの右サイドの髪も肩編み込みをして真ん中に持っていきますが、ゴムで留める反対サイドの髪がない為ここはピンを使って固定します。
この時になるべく全てのパートの間に隙間が出来ないように気をつけて下さい。これで1つ目のヘアアレンジのベースが完成です。
ここに適度に崩しを加えて、毛先をアイロンで細かく巻けばハーフアップアレンジが完成します。
ピンの部分を隠すようにバレッタなどで目隠しをするとおしゃれ感もアップできますよ!
続いてこのスタイルを応用して2つ目のスタイルを作っていきます。
残しておいた下の髪でねじり編み込みをして、右から左へねじっていきます。ある程度ねじったら、その場でピンで固定します。
隙間が空きそうな場合はピンを何本か使って固定して下さい。
この部分はねじりが弱いとたるみやすくなってしまうので、なるべく細かめに結んでしっかりとねじりをつけて下さい。
その後、ルーズ感を出す為に程よく髪を引き出し、崩しを入れます。
髪が短いので引き出しすぎると崩れてしまうので、少しだけ崩しを入れるのがポイント。ピンで留めた部分にバレッタをつけ直して完成です!
いかがでしたか?
短い髪でも、全く雰囲気の違う2パターンのヘアアレンジを作る事が出来ました。細かくパートを作って順番に髪をまとめていけば、短い髪でも比較的簡単にヘアアレンジを作る事が出来ます。
今回ご紹介したヘアアレンジを、これからのイベントやお出かけにご活用下さい!
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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