/
毎日のヘアスタイリング、どんなスタイリング剤をお使いですか?サラサラに仕上げるオイル?しっかりセットするワックス?やっぱり最後はハードスプレー?それらを落とすのにどんなシャンプーで洗ってる?今回はシャンプーの選び方と正しいヘアケア方法でサラサラ髪をキープするコツ、プロが教えます!
スキンケアやコスメは肌やメイクに合わせて比較検討するのに、シャンプーは適当に選んでいる人、多いと思います。
ミネラルコスメをオフするのにオイルでクレンジングはしないと思います。また、ティントリップを落とすのに石鹸でオフするのは難しいですよね。
今回はドラッグストアで買える、髪にやさしいシャンプーをプロ目線で紹介します!
最初にちょっとだけ難しい話をすると、シャンプーに限らず洗浄成分というのは、界面活性剤です。
界面活性剤には洗浄力の高いものから弱いものがあります。軽いスタイリング剤なのに、洗浄力の高いシャンプーを使うと、洗いすぎとなりパサつきの原因になってしまいます。
界面活性剤は、石油系・石鹸系・アミノ酸系の3つに分類されます。
それぞれの特徴を簡単に説明すると、
石油系…◎泡立・洗浄力良い/▲油分を取りすぎて乾燥してしまうことも
石鹸系…◎洗浄力良い/▲敏感肌の人は荒れてしまうことも
アミノ酸系…◎潤いを守る/▲製品によっては洗浄力が弱い
そして下の図は、ドラッグストアで買うことのできるシャンプーを洗浄力別に表したものです。
右にいくほど石油系、左にいくほどアミノ酸系の界面活性剤が使われたシャンプーです。
こちらの図にはありませんが、スカルプ系のシャンプーには石油系の界面活性剤が使われていて、洗い上がりがかなりすっきりするようになっています。
メイクをオフするためのクレンジングも、いつもはミルクだけど週に1回オイルで角質ケア、というようにシャンプーを目的に合わせて変えるのも楽しいですよ。
まずはタオルでしっかりと水分をとります。髪同士を擦らずに、タオルで挟むように水分を押さえましょう。
その後で使いたいのがアウトバストリートメント!
頭皮ではなく毛先に塗布したら、乾かし方にもワンポイント!
温風で地肌から乾かし、全体の8〜9割が乾いたら仕上げの冷風を忘れずに!これで髪の持つ水分をしっかりと閉じ込めることができますよ。
乾かしすぎたかなと感じるようなら、更にトリートメントを塗布しましょう。
アイロンで髪を巻いたり、ストレートにしたりする方は、仕上げにもオイルや水分補給系のスタイリング剤を軽くつけるといいですよ。
毎日のお手入れで、冬もサラツヤ髪をキープしたいですね!
この記事のライター
小泉真由美
66
元エステティシャン、化粧品会社に勤務。30代になってから肌荒れに悩み、美容学校卒、元エステティシャンと言うプライドを捨て勉強し直し、化粧品検定1級・コスメコンシェルジュ・スキンケアマイスター・化粧品成分上級スペシャリストを取得。得意分野は、インナードライ・大人ニキビ改善など。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント