更新日:2019年5月2日 / 公開日:2017年12月22日
オイルときくとダイエットに不向きのイメージがありますが、オリーブオイルは美容にもダイエットにも効果的です。そんなオリーブオイルを選ぶ時に意識しているポイントなどをご紹介いたします。
普段エキストラバージンオリーブオイルを使っています。
質の良い油の中でも、値段も手頃で、一番取り入れやすい油だと思います。しかし、オリーブオイルを取り入れる際には、注意しないといけない点があります。
特に、健康やダイエット目的で使われる場合は、「エキストラバージンオリーブオイル」を購入されたほうが良いです。
オリーブオイルには、ピュアオリーブオイルというのもありますが、これは、エキストラバージンオリーブオイルを精製した油になります。
精製した油というのは、精製すればするほど酸化しやすいので、酸化した油は体にも良くはありません。
オリーブオイルは酸化しにくい食用油です。オリーブオイルにはオレイン酸という成分が入っており、この成分のおかげで酸化しにくいことが理由の1つ。さらに、ワインやコーヒーなどでもよく聞くポリフェノールが豊富なのがもう1つの理由です。
ポリフェノールには抗酸化作用(酸化をおさえる作用)がありますので、2つの成分を合わせると「酸化しにくく酸化を防ぐ」という要素を持っていることになります。
ですから、正しく扱うことでできるだけ新鮮なまま約1年半~2年もたせることができます。保存方法をしっかりチェックして、フレッシュさを保っていきましょう。
まず、透明ボトルのオリーブオイルは選ばないということ。
オリーブオイルは、光で光合成を起こして酸化してしまうんです。酸化してしまうと、風味の劣化、栄養低下、人体への影響を及ぼすこともあります。
我が家ではオリーブオイルの保管は棚の奥で光が当たらない場所に置いています。
また、エキストラバージンオリーブオイルを早速購入する際に気をつけて欲しいことがあります。オリーブオイルは加熱されるとポリフェノールが分解されて風味や香りが劣化し効果も落ちてしまいます。
オリーブオイルの容器をコンロのそばなどの温かい場所に置くことは避けてください。
なるべく涼しくて暗い場所に保管しましょう。ただし、冷蔵庫に保管することを選びがちですが、これもNGです。
冷蔵庫のような低温で保存すると、オリーブオイルに白い結晶が出来てしまいます。1度くらいなら品質上はあまり問題無いのですが、繰り返し使用していくうちに折角の香りや風味が飛んでしまい、急速な劣化につながってしまいます。
戸棚の中など気温が一定で光が当たらない場所をオススメします。
オリーブオイルにたっぷり含まれるオレイン酸は脳の満腹中枢を刺激して満腹感をひき起こす作用があります。
食事の1時間ほど前にオリーブオイルを摂るとその後の食事で早めに満腹感を感じ自然と食事量を減らすことができます。つまりいつもより食べる量が少なくても「お腹いっぱい!」と感じられるという効果があります。
そしてオレイン酸は皮下脂肪の原因となる中性脂肪をつきにくくしてくれる効果も。胃酸の分泌を調整し、腸の働きを整えてくれることでお通じも良くなり、さらに血糖値をコントロールするインスリンの働きを助け体脂肪も溜まりにくくなる効果まであるのです。
1日大さじ1~2杯が目安とされています。
オリーブオイルのカロリーは他の油類とほぼ同じ5gで46kcalです。ここはやはりオイルなので仕方がありません。少し高めになりますので摂り過ぎるとダイエットに味方にはなってくれませんので、摂り過ぎには気を付けましょう。
オリーブオイルでヘアケアなどの美容効果も期待できてしまいます!
(食用ではなく、スキンケア用のオリーブオイルがオススメです)
髪のパサつきが気になる時は、洗った後の髪にオリーブオイルを使いましょう。髪を軽くタオルで拭き、傷みやすい毛先にオイルを数滴なじませます。
ドライヤーの熱からも髪を守ってくれますし、外出の前につければ軽い日焼け止め効果も。
ただしSPF8なので、あまり強い日焼け止め効果は期待できませんが、日焼けのダメージから髪を守ることはできそうですね。
つけすぎると髪がべたべたになってしまうので、ほんの数滴で大丈夫です。
シャンプー前に頭皮のマッサージにも使えます。
1、大さじ1~2くらいを頭皮になじませます。
2、指を立てて指圧をするような感じでよくマッサージして下さい。
3、その後は普通に洗髪します。
また、エキストラバージンオリーブオイルに含まれる成分のうち、ビタミンEは抗酸化作用が強くアンチエイジングの強い味方になってくれます。他にも、中性脂肪を減少させたり、血流を改善させたり、悪玉コレステロールを減少させたりする効果があります。
また、筋肉の細胞を修復する作用もあるため、消費カロリーをアップさせてくれる筋肉量をキープするのにも役立ってくれます。
さらに、ポリフェノールは体内サビの原因となる活性酸素に効果ありです。
効果を持続させるためにも、選ぶポイントや保管の仕方には注意してみてくださいね。
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