更新日:2018年2月16日 / 公開日:2018年2月16日
春コスメがどんどん発売されているので、なんだか気持ちが春めいてきましたよね。とはいえまだまだ真冬。肌の乾燥も気になるところ。気持ちは春ですが実際は1年のうちで一番乾燥が気になる季節の今…。乾燥対策にぴったりなオイルの力を見直して、追い込み保湿ケアをしましょう!
そもそも乾燥肌とは「間違ったスキンケアや湿度の低下が原因で肌内部の水分が蒸発してしまう状態」のことです。じゃあとにかくオイルを取り入れればいいのかと言えば違います。なぜなら、‘水と油’という言葉がある通り、油は水にはなじみません。
そのため、オイルは肌内部に浸透することができないので保水することはできないのです。ですが、水となじまないというのは言い換えると「水を蒸発させない力に優れている」ということ。それゆえ、水分をしっかり与えてからオイルでふたをするというスキンケアが、オイルの力を最大限発揮する使い方なのです。
また、私たちの肌にある天然のクリームとも呼ばれている「皮脂」もオイルと深い関わりがあります。なぜ皮脂が天然のクリームと呼ばれているかというと、肌内部の水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から守ってくれるため。
健やかな肌を保つためにこの皮脂は欠かせない要素の一つなのですが、残念ながら加齢や熱いお湯で肌をすすいだりしてしまうと皮脂は減ってしまいます。なので、皮脂と似た構造を持つオイルをスキンケアに取り入れることで少なくなった皮脂を補うことができるのです。
もう一つ、皮脂が不足してしまうと「皮脂が足りないから余計に皮脂を作らなきゃ!」と肌が勘違いをして過剰な皮脂分泌に繋がってしまいます。皮脂の過剰分泌は大人ニキビやメイク崩れの原因にもなってしまうのでできれば防ぎたいですよね……。そのため、べたつきが嫌だからとオイルをスキンケアに取り入れないのはもってのほか!
ですので、乾燥肌対策にも皮脂の過剰分泌を防ぐためにもオイルをスキンケアに取り入れることはイイコトだらけなのでオススメです。
オイルは水分の蒸発を防ぐ力に優れている、ということをお伝えしました。なので、ベーシックな取り入れ方としては、まず化粧水などで水分やアミノ酸・セラミドなどの保湿成分を肌にこれでもかというくらい与えてあげましょう。
その後、スキンケアの最後にお好みのオイルを手に取り、優しく手のひらで温めて顔全体になじませましょう。こうすることで、オイルの持つ水分蒸発を防ぐ力を最大限発揮できますよ。また、天然のクリームである皮脂の代わりにもなります。
洗顔後すぐになじませるとその後の化粧水が浸透しないため逆効果では? とここまで読んでくださったみなさまはお気づきになったかもしれません。そうなんです! 化粧水は浸透しません。それでは意味がないと思いますよね。しかし、オイルをなじませた後に優しくふき取り化粧水でふき取るのはどうでしょうか?
オイルで肌を柔らかくすることができて古い角質も取り除くことができるので一石二鳥ですよね。それどころか、肌が柔らかくなり古い角質を取り除いたことで化粧水が浸透しやすくなるのでいいことづくめなんです! とはいえ、毎日やってしまうと肌に負担がかかってしまうので、肌のごわつきが気になったときだけのスペシャルケアにしましょう。
長い冬が終われば春がやってきます。乾燥の季節も終わりかと思えば、次にやってくるのは紫外線。紫外線が強くなる季節の前に乾燥のダメージをリカバリーしておかないと、乾燥で弱った肌に強い紫外線のダメージを受けてゆくゆくは‘ゆらぎ肌’の原因の一つに繋がってしまいます。なので、ここは乾燥肌対策のラストスパートと思ってオイルをスキンケアにとりいれて徹底した保湿ケアをしましょうね。
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