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奥二重エステティシャンの駒です。『デカ目に見えるアイメイク』は奥二重さんにとって、かなりの難題。というのも、雑誌で紹介されているデカ目メイクは、パッチリ二重まぶたの人に向けたものが多いのです。今回は、奥二重歴=年齢の筆者渾身の『奥二重デカ目メイク』を紹介します。
左はノーメイク、右は今回紹介する奥二重メイクで仕上げています。「奥二重だとデカ目メイクが映えないから、ほとんどメイクをしない」という意見も見かけますが、ポイントを押さえることで、このようにナチュラルなデカ目に見せることができるんです。
ここから詳しく、奥二重デカ目メイクの方法を解説していきます。
まぶたの肉が重くかぶさっている奥二重は、質感で軽さを出すのが正解。マットに仕上がるタイプよりも、角度によって艶感が変わるパールや細かいラメが入っているアイシャドウを選ぶのがオススメです。
B IDOL THE アイパレ01本命のブラウン/1,800円(税抜)
今回選んだ4色パレットは、濃色ブラウンだけがマット。他の色を重ねることで輝きが調節できます。
グラデーションが映えにくい奥二重さんは、肌なじみの良いオレンジブラウンやピンクベージュを選んでみてください。
奥二重のアイメイクというと目尻に向かって色を濃くしていくことが多いですが、今回は目頭にポイントを置く手法でメイクをしてみました。
ハイライトカラーでアイホール全体を明るく整えた後、普段は締め色として活躍する濃いブラウンをブラシに取って目頭からまぶた全体になじませます。
まぶたのくぼみが強調され、彫りの深い目元になれますよ。
塗り始めるとブラウンがムラになるので、思わず「失敗した?!」と叫んでしまいそうになりますがご心配なく!目頭から目尻に向かってぼかすうちになじんでいきます。
縦割りグラデーションになるように仕上げていきますが、濃淡は控えめにするのがコツ。よく見たら目頭の方が濃いかな、と思う程度にしましょう。
鏡で顔全体とのバランスを見ながら濃さを調節していきます。
①と②だけでも十分デカ目になりますが、アイシャドウパレットの中間色をまぶた全体にベールのように乗せることで、さらに立体的なデカ目が完成します。
濃色ブラウンを塗ったブラシをそのまま使うと色が濁ってしまうので、別のブラシを用意して挑みましょう。
重ねる順番が違うだけで発色が変わるので、使い慣れたアイシャドウの違う表情が見られるかもしれません。
下まぶたは③と④を塗り、涙袋をぷっくりとさせます。これだけで一気に目が大きく見えますよね。
奥二重の弱点である縦幅の補強は、カールさせたまつげに任せましょう。艶っぽいブラックのマスカラを使うと、太さとコシがあるまつげに見せてくれますよ。
二重幅が埋もれている奥二重さんは、まつげのキワにアイラインを引くとデカ目度がさらにアップします。力を加えなくても描けるやわらかい芯のペンシルを選びましょう。
画像上:メイベリン ラッシュニスタN01ブラック/1,200円(税抜)
画像下:フェンティビューティー フライペンシルロングウェアペンシルアイライナー チョコレートブラウンマット/3,610円(税抜)
派手なカラーを使ったり大胆なメイクをしてもナチュラルに見えるのが奥二重の良いところ。
マスク生活の影響で、今まで以上にアイメイクが重要視されるようになりました。デカ目になれるポイントを押さえつつ、カラーやラインで冒険してみるのもいいですね!
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この記事のライター
駒
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美容専門学校卒業後、エステティックサロンに勤務。エステティシャンとして日々、悩みを抱える女性たちと向き合う。スキンケア用品の収集癖があり、ブランドや価格問わず自分の肌で試すのが好き。CIDESCO国際ライセンス/色彩検定/ネイリスト技能検定など美容に関する資格を多数所持。
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