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コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「ナチュラルメイク=薄化粧」と思っている方はご注意を。若い頃はファンデやチークを使わなかったり、定番ブラウンメイクで済ませられたりしても、年齢を重ねると難しくなるもの。ナチュラル派さんが陥りやすいNGメイクと、年齢に応じた上品なナチュラルメイクをご紹介します。
素肌に近い仕上がりがお好みの方のなかには、肌色補正ができるカラー下地と白粉だけで済ませる方も少なくありません。
ベースメイクの手間を減らすこともできて便利ですが、アラフォー以上の大人の肌をキレイに見せるには、もう少しだけカバー力をプラスしたいところです。
こちらはオレンジベージュの下地に白粉を重ねた状態です。クマや毛穴はカバーできましたが、シミや赤みが目立っていてやや物足りなく感じます。
こちらは同じオレンジベージュの下地にパウダーファンデを重ねた状態です。カバー力が高まるだけでなく、なめらかできめ細かい印象の肌に仕上がりました。
パウダータイプなら塗るのも簡単ですし、パウダーファンデーションの粉体には紫外線を跳ね返すチカラがあるため、UV対策にもおすすめです。
使用したオレンジベージュの下地は、KANEBO「カネボウ イーブンフィット プライマー」(SPF28・PA+++ 税抜4,000円)。
青影をコントロールし、毛穴や凹凸をぼかし、ヨレやくずれを防ぎます。
パウダーファンデーションは同じくKANEBO「カネボウ メルティフィール ウェア」(レフィル 税抜4,500円/コンパクトケース スポンジ付 税抜1,500円)。
すべての顔料をジェルで包み込むことで、半透明のうるみ膜を重ねる発想のファンデーションです。素肌感のあるナチュラルな仕上がりが叶います。
チークが苦手な方、あまり使わないという方は、これからぜひ取り入れてみてください。年齢を重ねれば重ねるほど、血色感は重要な存在になります。
こちらはファンデーションで肌を整えた後の状態です。色ムラを隠すとともに血色が薄れてしまっています。
チークを入れると、一気に血色感がアップ。いきいきとした表情に変わりました。薄く入れるだけでも印象がガラリと変わります。
今回使ったチークは、NARS「ブラッシュ」4078(税抜3,700円)。
さまざまなメイクに合わせやすいピンクベージュで、贅沢なパールが頬に輝きを与えます。
アイシャドウの王道カラーといえるブラウン。落ち着きのある目もとづくりに最適かと思いきや、質感や色、塗り方次第で逆にケバくなることがあります。
締め色が濃すぎると派手になりやすく、色の境目が目立っていると野暮ったくなります。また、眉下や目頭のホワイトは時代を感じさせるでしょう。
ブラウンアイシャドウを使うときのポイントは、透明感を重視すること。大人の肌ではブラウンシャドウはくすんだ印象になりやすいため、上品なツヤのある明るいアイシャドウが映えるでしょう。
簡単に透明感を出せるアイシャドウといえば、アンプリチュード「Amplitude コンスピキュアス アイズ」(税抜7,000円) 。
3色3質感でと透き通るような質感を生み出すアイシャドウで、03 ライトブラウンはナチュラルながらも洗練された目もとを表現できます。
大人のナチュラルメイクは、気になる部分を適度にカバーしつつ、血色と透明感を補うことが大切です。ポイントをおさえて、上品なメイクを楽しんでくださいね。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
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この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1818
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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