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美容ライターの遠藤幸子です。マスクをして外出することが当たり前になった生活が1年以上経過し、皆さんご自分なりのマスクメイクの正解や不正解を習得した感があるのではないでしょうか。しかし、それらは果たして本当に正解なのでしょうか。今回は、美容のプロがマスクメイクのNGを徹底検証します。
マットなアイシャドウはパサついた印象に見え、それがダークカラーだと余計に沈んで見えてしまいNGマスクメイクの代表格です。本当にNGかどうか、画像での比較も行い徹底検証します!
上の画像ではマットなブラウンアイシャドウのみ(写真左)、マットなブラウンシャドウにベージュのパール入りアイシャドウを軽く重ねたもの(写真右)を並べたものです。
同じブラウンでも質感が変わるだけでかなり印象が違います。マットなブラウンアイシャドウだと肌全体の透明感やツヤ感もダウンします。マスクをしてダークカラーのアイシャドウを使いたいならやはりツヤは必要です!
マスクメイクで主役となるのはアイメイクと思いがちですが、実はそれだけではありません。眉もマスクメイクでは主役となります。
そのため存在感のない、薄くまだらな眉だと印象がぼやけてしまいNG…。これは本当にNGなのか、画像での比較も行い徹底検証します!
眉以外同じメイクをしていても、眉が薄くまだらだと顔全体の印象がぼやけてしまいます。一方眉の色は変えずに濃く眉毛の密集率も高くなるようにアイブロウメイクをすると、顔全体の印象が引き締まり、小顔効果さえ期待できます。
とはいえ、濃すぎてもマスクとコントラストが付きすぎてしまうのは不自然な印象になってしまうので、眉の濃さに迷ったらマスクをつけながらメイクするのがおすすめです。
マスクで隠れる部分はメイクをする必要がないと思いがちで、チークやリップを塗らない人は多いのではないでしょうか。
これは本当にNGなのか、画像での比較も行い徹底検証します!
チークやリップを塗らないとマスクを外した時にバランスが悪く違和感があるのはもちろんですが、マスクをしていると顔がいつもよりくすんで見えがちなので、余計に血色感が足りず顔色が悪く見えます(写真左参照)。
そのためマスクの時もチークやリップを使い、血色感を出して顔の印象を明るくすることが大切です。
ただし、マスクをしてメイクするのが前提なので、いつもと同じメイクをするのはNG。
まずチークもリップも落ちにくいものを選ぶことが重要です。
チークならフィット力の高いクリームやスティックなどの練り状のもの、リップはティントやリキッドなどがおすすめです。また、チークを入れる位置は、いつもより少し高めでマスクから少し露出させるのがポイントです。
夏は特にマスクをしていると化粧崩れを防ぐベースメイクを重視しがちです。下地もファンデも化粧崩れしにくいものを選ぶと、自ずとマットなアイテムを選択することが多くなりますよね。
これは本当にNGなのか、画像での比較も行い徹底検証します!
ツヤを欠くと、肌が乾燥して見えるだけでなくくすんで見えます。そのため透明感もなく老けた印象です。
解決策としては化粧崩れを防ぐマットな化粧下地を選んだらファンデはツヤのあるものを選ぶか、マスクから露出するCゾーンなどにハイライトを入れ、化粧崩れを防ぎつつも自然なツヤのあるベースメイクを心がけましょう。
また最後に重ねるフェイスパウダーは、ファンデまでの工程で作り上げたほどよいツヤ感を損ねないものを選びましょう。
いかがでしたでしょうか。今回は、美容のプロがマスクメイクのNGとされるメイクを徹底検証しました。
この機会にぜひご自分のマスクメイクを見直してみてください。
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この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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