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30代後半になると、肌と同じく髪も急激に老化現象が目立つようになります。白髪が増えたり、クセやうねりが気になったり、果てはボリュームが全然出なくなったり……。プロの美容師に悩みを打ち明けても、男性美容師や若い美容師にはなかなか理解してもらえないことも。
やっぱり同世代の悩みは、同世代の女性美容師の声がイチバン。アラフォー女性美容師・RUALAの角さんのアドバイスを参考にすれば、若々しい美髪がキープできますよ。
今回は、ペタンコになりがちなトップをふんわりさせるテクニックをリバイバル配信でご紹介します。コシがあって髪が硬い人でも、40歳前後になると髪の根元が立ち上がらなくなって、素髪の状態にするとハチが目立つようになってきます。根元を立ち上がらせるためには、髪を乾かすときのブロードライとスタイリング剤の使い方が重要。それでは早速、ボリュームを出すテクニックをご紹介しましょう!
Before

9割まで乾かした髪の状態。トップがペタンコで、ハチ張り頭がバレバレ状態。気になる顔の輪郭も目立った状態。
タオルを使って髪をハーフドライにしたら、ドライヤーを使って乾かします。さらに9割くらい乾いたら、トップの髪を真上に持ち上げ、ドライヤーの風を根元に当ててドライ。
髪は完全に乾く瞬間に形をつけるため、こうすることで根元がふんわり立ち上がります。

ドライヤーのノズル部分を地肌に当てる感覚で。根元に当てることを意識するのがコツ。

反対側も同じように髪を引き上げて。真上に引き上げるのが辛い場合は、顔を横に傾けてもOK。
ひとさし指を使い、トップの分け目をジグザグにします。ただジグザグにしても、分け目が素直にジグザグとはなりません。分け目に角度をつけるごとに毛束をその方向に持っていくのがポイント。
分け目をランダムにさせると、気になる分け目の地肌が見えなくなる利点もあります。分け目をジグザグにすることに抵抗がある場合は、普段の分け目をほんの数ミリずらすのでもOK。分け目を変えると、いつもと違う方向を向くため、根元が自然と立ち上がります。

右、左、右と交互に毛束をすくい出して、それぞれの方向に毛束を寄せる感覚で。トップの一番てっぺんまでジグザグにさせて。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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