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ハーフアップやまとめ髪にしたら白髪が目立ってしまった…という失敗、身に覚えがある人も多いのでは? そこで、40代なら知っておきたいヘアアレンジのコツを、人気美容師のCHIEさんに伺いました。
トップや生え際の白髪をさりげなく隠せて、しかもおしゃれに見えるアレンジでオバ見えを回避!
「髪をピシッと引っ詰めて結ぶと、分け目や生え際があらわになり、白髪が目立ちやすくなります。ハーフアップやひとつ結び、おだんごなどほとんどのヘアアレンジに共通して言えるのは、全体的にラフなイメージでアレンジすると、白髪をごまかしやすいということ」とCHIEさん。
ラフなヘアアレンジはこなれた印象もあるので、白髪カバーとおしゃれを両立できるのがうれしいですね。とはいえ、ラフさの加減が難しいところ。ラフのつもりが、ただの乱れ髪…なんてことを防ぐには?
「髪を結ぶ前に、ヘアアイロンで巻いておくのがおすすめ。毛先に動きがつく程度にざっとカールをつければOKです。あとはヘアオイルやバーム、ワックスなど自分の髪質に合ったスタイリング剤をもみ込んでおきましょう。アレンジしたときにふんわり感や束感を出しやすくなります」

【NGハープアップ】生え際や分け目がくっきり露出し、表面がぴたっとタイト。

【OKハーフアップ】生え際や分け目が目立たず、表面がふんわりとしている。
「白髪を目立たせず、おしゃれに見える」ラフアレンジを成功させるには、次の3つのコツを押さえておくことが大切です。
①分け目を曖昧にする
「分け目がはっきり見えていると、根元の白髪がバレバレに。ハーフアップなら低めの位置で結び、サイドから結び目までのラインを少したるませて分け目を曖昧にします。これはダウンスタイルのときも同じです。トップを指でジグザグに分けたり、ぱっくり分かれやすいところから少しずらして分け目をつくると◎」

②顔まわりに後れ毛をつくる
「ハーフアップやひとつ結びのときは、こめかみ付近や耳前に後れ毛をつくると、生え際の白髪が目立ちにくくなります。また、耳上の髪をたるませて耳が少し隠れるようにするのもポイント。白髪カバーとこなれ感を同時に叶えられますよ」

③表面を引き出して立体感アップ
「表面の髪を引き出してふんわり立体的にすることも、白髪のカモフラージュにつながります。鏡を見ながら、親指と人差し指で髪を少しつまみ、頭皮から垂直に離すように2〜3㎝ほど持ち上げます。逆の手で結び目を押さえながら行いましょう。センターから放射状に、等間隔に引き出していきます」

これで、いつものハーフアップやひとつ結びがランクアップ。どんなヘアアレンジでも白髪目立ちを最小限に抑えておしゃれを楽しめるように、ぜひ3つのコツをマスターしてくださいね。
【監修:教えてくれたのは…】

CHIEさん(PearL)
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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