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フルフレックスはコアタイムがないことで1日の勤務時間だけではなく、1週間の勤務日数も調整できることもあり、より自由度の高い働き方ができます。本記事ではフルフレックスに注目し、フルフレックスで働くメリット・デメリット、実際にフルフレックスで働く方々の声をご紹介します。
リモートワークが普及し、働く場所の自由度が上がった昨今ですが、働く時間の自由度を高める制度がフレックスタイム制度(以下、フレックス)です。
フレックスは始業・終業時間を自由に決められるものの、1日の中に「コアタイム」と呼ばれる、必ず勤務しなければならない時間があります。一方、コアタイムがなく、月間の所定勤務時間を満たせば自由に勤務時間を決めることができるフレックスは「フルフレックス」または「スーパーフレックス」と呼びます。
フルフレックスはコアタイムがないことで1日の勤務時間だけではなく、1週間の勤務日数も調整できることもあり、より自由度の高い働き方ができます。
そこで本記事ではフルフレックスに注目し、フルフレックスで働くメリット・デメリット、実際にフルフレックスで働く方々の声をご紹介します。
まずはフルフレックスのメリットをご紹介します。
1カ月の中で所定の労働時間を満たせば良いことから、仕事の量やプライベートの都合に合わせて、1日に働く時間を調整することができます。自身の仕事の進め方や家庭の都合に合わせて1日の中で勤務時間を分散させたり、1カ月の中の繁忙期は勤務時間を増やし、閑散期はプライベートに時間を割くなども可能です。
働く時間をコントロールできることで、自身のライフスタイルに合わせたワークライフバランスを実現しやすくなります。
その人自身の特性やご家族との都合によって、集中して仕事ができる時間や仕事のペースは異なります。自身のペースに合わせて仕事を行うことで、生産性をあげることができるでしょう。
始業と終業時間を調整できるため、電車が混む時間を避けて通勤することができます。
こうしたメリットは通常のフレックスにも共通する部分ではありますが、コアタイムは日中に設定されているケースが多いため、フルフレックスの方がより柔軟性を持たせることができます。
また、企業としては、従業員の多様なライフスタイルやニーズに対応することで、多様な人材に働いてもらえるというメリットがあります。
メリットがある一方で、フルフレックスによる課題も挙げられます。しかし、フルフレックスであっても一般的な定時時間に働く機会が多ければ、大きなデメリットにはならないでしょう。
勤務時間が一般的な勤務時間と大きく外れてしまうと、顧客や社内メンバーとのスケジュール調整等が難しくなってしまう可能性があります。もちろんフルフレックスといっても、業務に合わせて調整するものですから、自分本位ではなく関係者の業務も意識する必要があるでしょう。
フルフレックスでは、月間で定められた労働時間を踏まえて、自分自身で計画を立て、遂行していくといった自己管理が必要になります。
時間が柔軟に調整できる分、長時間仕事をしてしまい、他のことが疎かになってしまったり、夜間に仕事をして、翌日に悪影響が出てしまう可能性もあります。
フルフレックスのメリット、デメリットをご紹介してきましたが、実際にフルフレックスで働いている方々はどのように感じているのでしょうか?フルリモートという働き方をどう活かしているのか、経験談をピックアップしました。
※ 掲載内容は記事公開当時の内容です
事業内容:非鉄金属に関する資源開発、製錬・リサイクル、先端素材の製造・販売

・業務内容:地質調査員として活躍
・フルフレックスのメリット:
育休復帰後も分け隔てなく業務が与えられつつも、上長の配慮により、仕事の負担が調節できる恵まれた環境にあると感じていると御内さんは言います。
御内さん 「会社の規定で、上司の許可があれば事情に合わせて出社しなくても構いません。また、週3出社といっても、1日1回でも出勤すればよく、勤務時間もフルフレックスで調整できます。仕事と育児のバランスがとりやすい環境なのでとてもありがたいですね。
そうはいっても、今は基本的には必要がなければ残業はしません。以前のように、自分から仕事量を増やして好きなだけ働くのは、私の場合、育児との調整がちょっと難しいですから。
しかし、果たすべき仕事はきちんとこなせます。必要な業務を我慢せず、家族との時間もないがしろにせずに働けるのは、本当にありがたいことです」
事業内容:アナリティクスを用いた、データインフォームド事業(データを活用した各種コンサルティング業務およびツールの研究・開発、上記ツールを用いた各種サービスの提供)

・業務内容:「マイグル」というプロダクトのサブスクリプション版の開発を主に手掛けるチームにて、開発リーダー兼プロダクトオーナーの役割を担う
・フルフレックスのメリット:
ギックスでは、フルリモートに加えてフルフレックス制度も採用しています。自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるのが、2つの制度の大きなメリットです。
堀越さん 「一番まとまった時間を取れるのは、子どもが起きだす前の早朝ですね。朝5時すぎに業務やプライベートの勉強などをスタートしていますが、その時間はさすがに連絡をしてくるメンバーはいませんし、ミーティングもないので集中できます。
子どもが生まれる前は夜に業務を寄せていたこともありますし、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に仕事の時間を変えられるのは、フルフレックス制度のおかげです」
また、朝起きてすぐに仕事ができるのは、通勤のないフルリモートのしくみがあるからこそ。仕事とプライベートのスイッチがスムーズだと言います。
堀越さん 「ミーティングもオンラインですから、移動がありません。そのため、フルフレックスと組み合わせて、たとえば13時から14時まではミーティング、14時からは子どもを病院に連れて行くというようなプライベートと仕事を組み合わせた働き方もできます。
これを出社しながら実現しようとした場合、移動時間が必要になりますから、フルリモートだからこそできる働き方ではないでしょうか」
→ストーリー:都内から小田原へ移住。フルリモートとフルフレックスを活かし、自由な働き方を実現
事業内容:障害者の総合就職・転職サービス(求人情報サービス、人材紹介サービス、就労移行支援事業、就労定着支援事業、就労継続支援A型事業)

・業務内容:本部企画として新規事業プロジェクトを担う
・フルフレックスのメリット:
西原さん 「働き方については、残業はしなくなりました。GPはフルフレックスなので、朝の時間を有効活用して、業務時間内に収めるようパフォーマンスをどう上げるか考えながらやっています。
一方で、子どもが寝た夜の7時以降は手が空くので、介護テック系企業での副業を始めました。将来的に施設の運営に興味があって、介護士さんや看護師さん、施設の管理者さんのリアルな声が聞きたいと思ったのです」
→ストーリー:就労しづらい人にも支援の手を伸ばしたい──“居場所作り”のために私が今できること
事業内容:クラウドインテグレーションサービス、Cariotサービス

・業務内容:Salesforceを活用したECサイト開発に携わる
・フルフレックスのメリット:
また現在、畑佐さんはフルリモート&フルフレックスで勤務中。思い描いていたような働き方ができていると言います。
畑佐さん 「私は集中して仕事をするタイプなので、疲れたときは早めに切り上げるなど、自分のペースで働くことができています。体を動かすことを日課にしていて、19時に仕事を終えてすぐにジョギングに出かけることも。真夜中に走ることが多かった前職時代と違って、やりたいことをやりたいようにできています。
リモートなので、周囲に気をつかう必要がないのも気に入っている点です。仕事に集中しやすい環境があるので、運動だけでなく食事にも時間を充てられるなど、メリハリのある働き方ができていると感じます」
→ストーリー:学びの意欲を貫いて、幅広い技術分野を探求──フロントエンジニアからクラウド領域へ
事業内容:業務系ソリューション、組込/制御系テクノロジー、プロダクト・サービス&アウトソーシング

・業務内容:インターホンや見守りのために家庭内で使われるカメラ製品の開発を担う
・フルフレックスのメリット:
東條さん 「また、家庭との両立は、いろいろな制度があるだけじゃなくて、実際に活用している人が多いので理解があって助かっています。時短勤務の方や、子どもを保育園に送ってから遅めに出社するという男性社員も多いですね。私も子どもが熱を出したら在宅勤務を活用しますし、コアタイムなしのフルフレックス制なので、自分でスケジュールを柔軟に調整できます。家族も喜んでくれていると思います」
→ストーリー:すべてを動かすのはソフトウェア──チャレンジ精神でプロジェクトマネージャーへ
今回ご紹介した方々はフルフレックスにリモートワークを組み合わせて、仕事とプラベーとの両立を図っている方が多いようでした。同様に、フレックスやリモートワークを活用しながら、理想のワークライフバランスを実現している方は多数いらっしゃいます。
ぜひ合わせてご覧ください。
【関連リンク】
・フルリモートのメリット・デメリットとは?─フルリモートで働くビジネスパーソン7人の実体験─
【talentbook編集部】
就職・転職・キャリアを考える方々に向けて、企業探しやキャリアを検討するヒントになる情報発信をしています。
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