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エアコンの電気代が気になるなら、電気代が半額程度まで下がる節約術を利用してみましょう。ちょっとした工夫で電気代を下げることができます。エアコンは夏にも冬にもフル稼働する家電製品ですから、少しでも電気代を安くする工夫をしてみましょう。エアコンの節約術を紹介します。
エアコンの節約術で気になるのが、つけっぱなしがいいのか、こまめにつけるのがいいのか、ということでしょう。つけたり消したりするより、稼働させっぱなしのほうが電気代が下がるともいわれています。
エアコンは1日中つけっぱなしにしていると、電気代が高いというイメージを持っている方は少なくないようです。実は、温度差が激しいと余計な電力がかかってしまい、かえって電気代が高くなるリスクがあります。ずっと稼働させているときの省電力と、つけたり消したりしたときの電力を比べると、一定の温度に保つほうが省電力で済むのです。
電気代がかかりやすいのは、外気温と室温の差が多い冬です。夏に室温が40度まで上がったとしても、室温を28度に設定していればその差は12度となります。冬は室温が-5度まで下がる地域もありますから、室温25度まで上げるには30度もの差があるのです。温度差があるぶんエアコンも余計に稼働しなければならず、無駄な電力を消費している可能性があります。
温度差が低いときなら、エアコンをつけっぱなしで節電になるといっても、24時間つけっぱなしにしていいかは迷うものです。エアコンを販売しているダイキンが、エアコンの消費電力を比較した実験を公開しています。
日中にエアコンをつけっぱなしにしたときの消費電力は、037kwhでした。こまめにつけたり消したりしたときは0.40kehとなったのです。夜の場合の消費電力は、つけっぱなしで0.34kwhで、こまめにつけたり消したりしたときは0.27kwhとなりました。昼間は35分の外出で消したほうがよく、夜は18分の外出で消すのがよいという結果です。
日中家にいる時間が少ない家庭はオフがおすすめで、小さな子どもがいて日中家にいる時間が長いならつけっぱなしのほうが節電しやすくなります。温度設定もポイントで、夏は28度の設定にして、冬も室温を上げ過ぎない工夫で節電しやすくなるでしょう。実は1日中つけっぱなしでも、1カ月数百円高くなるくらいなのです。
エアコンの電気代を節約する対策は、つけっぱなしにするだけではありません。必要以上にエアコンを稼働させない対策も、電気代の節約につながります。
エアコンのフィルターが汚れていると、それだけで電気代が高くなります。お掃除は2週間に1回が目安です。フィルターの目詰まりが解消されると、少ない電力で稼働させることができます。掃除をしないときと比べて、25%の節約という試算が出ているようです。子どもがいてこまめに掃除ができない方は、自動掃除機能が付いたエアコンを選びましょう。
夏にエアコンを稼働させる前に、扇風機を付けて体感温度を下げておきます。すると設定温度が高くても涼しく感じ、エアコンの温度設定を下げすぎません。稼働前に窓をあけて風を通すだけでも、室温が下がり節電効果が期待できます。夏の蒸し暑い日には、風で一度室温を下げてからエアコンを稼働させてみましょう。
夏も冬も共通となるのが、サーキュレーターで空気をかき混ぜる方法です。温かい空気は上に溜まりやすいため、上下の空気を入れ替えると節電になります。夏はサーキュレーターを下に向けて、冬は上に向けると室内が一定になり、電気代が少なくなるでしょう。エアコンの風の向きは夏は水平、冬は下に向けると効率が良くなります。
夏は窓から入り込む直射日光を遮光カーテンで遮ると、日差しの熱を30%カットできます。冬の場合は、日中にカーテンを開けて太陽の光を取り込み、夜はカーテンを閉めて断熱効果を高めましょう。カーテンが長いものや、厚手のカーテンを選ぶと断熱効果が高まります。ドレープがたくさん入っているものは、空気の層で窓からの冷気をカットしやすいためおすすめです。
室外機からは周りの空気を吸い込んでいます。吸い込み口に物やゴミがあると、エアコンの効率が悪くなります。できるだけ周りには植木鉢や自転車などを置かないようにしましょう。室外機カバーや日よけで熱を遮るのは、冷房効果を高める対策になります。冬は室外機周りに雪が多いと、吸排気の妨げとなります。こまめに除雪をするか、高い位置に設置すると便利です。
エアコンは1日中つけっぱなしだと電気代が心配になります。室温を一定に保つ工夫をしながら、エアコンの温度設定を調節すれば、つけっぱなしでも節電することは可能です。子どもがいる家庭では電気代が上がらない工夫をしながら、つけっぱなしも試してみましょう。
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