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【黄金色(おうごんいろ・こがねいろ)】とは、赤みをおびた黄色のことです。日本の伝統色である【黄金色】にどのような由来があって、どのように愛されてきたのか、子どもにそのまま教えてあげられるよう、やさしい言葉で解説します。海外の方に英語で説明できるよう、英語での解説も紹介しています。
黄金色とは、赤みをおびた黄色のことです。
色の名前 黄 金 色 読み方 おうごんいろOgon-iro 英語 golden, bright yellow WEBカラーコード #d8a500 CMYK C=0/M=30/Y=100/K=20 RGB R=216/G=165/B=0
※色は環境等により見え方が異なります。各種カラーコードは絶対のものではなく、あくまで参考値です。
【黄金色】とは、赤みをおびた黄色のこと。「こがねいろ」とも読まれます。いわゆる【金色(きんいろ)】や山吹の花の色が由来となる【山吹色(やまぶきいろ)】も同じ、または近い色を指しますが、【山吹色】はより明るく黄みの強い色を指すことが多いようです。
色名の由来は、古くから高い価値を持ち、時の権力者たちのステータスの象徴となっている黄金。
一方で、収穫時の稲穂の色など、日本人にとってなじみ深い日常光景のなかにも【黄金色】と表現されるものがあるのは、興味深いですね。
黄金色おうごんいろ 紺色こんいろ
【黄金色】に合う色のひとつに、紺色があります。明るく温かみのある【黄金色】と寒色系の【紺色】は異なる系統の色同士ですが、メリハリがあり、印象に残りやすい組み合わせです。
現代のファッションでも、【黄金色】のトップスと濃い色のデニムを合わせるコーディネートは人気ですね。
A traditional Japanese color “黄金 ogon -means gold-” is a yellowish color with a reddish tinge. It can also be read as “kogane”. The so-called “金 Kin -also means gold-” color and “山吹 yamabuki” from which the color of the Japanese globeflower is derived, also refer to the same or similar colors, but “山吹 yamabuki” color often refers to a brighter, more yellowish color.
The origin of the color’s name is gold, which has long been highly valued and has become a symbol of status for those in power at the time.
On the other hand, it is interesting to note that some everyday scenes that are familiar to Japanese people, such as the color of ears of rice during harvest, are also described as “黄金 ogon” color.
権力者のステータスの象徴とも言われる黄金が由来の【黄金色】。身近なところでは、実った稲穂の色や、現代ではビールの色としても例えられることが多い色です。【黄色】よりもシックな雰囲気を持つため、大人のファッションでも多く取り入れられている色ですね。
(マイナビ子育て編集部)
参考文献・『色名がわかる辞典』(講談社)・『366日 日本の美しい色』(三才ブックス)・『くらしを彩る 日本の伝統色事典』(マイナビ)
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