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毎日使うカバンの収納については「あまり考えたことがない」という方も多いかもしれませんね。しかし、カバンの収納を間違えると型崩れしてしたり、カビが生えたり……なんていうこともあり得ます。カバンの収納の仕方を考えて、使いたいタイミングで気持ちよく取り出せるように収納しましょう。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
みなさんは、カバンの収納について考えてみたことはありますか?
カバンの数が少ない場合は収納スペースをあまり取ることはありませんが、持っているカバンの数が多い場合は、それなりに収納方法を考えないと詰め込んでしまい、結果的に型崩れしてしまう原因にもなってしまいます。
今回の記事では、まずカバンの整理の仕方を3ステップで紹介します。
ステップに沿って整理することで、自分がどのくらいの数のカバンを持っているのかを知り、それらのカバンを有効に活用する方法を考えてみましょう。
その最後のステップで具体的な収納方法を紹介していきます。
カバンの整理の仕方は、以下の3つのステップで行います。
ステップ1鞄を全部出すステップ2カバンを分けるステップ3カバンを収納する
以下で具体的に見ていきましょう。
家中のカバンを集めて数えてみると、結構な数があります。
家の中でカバンをさまざまな場所に点在させて収納している場合は、まずはそれらを全て1ヶ所に集めてみましょう。
普段は使っているカバンしか目にすることはありませんが、こうして1ヶ所に集めることで「自分がどのくらいの数のカバンを持っているのか」俯瞰して見ることができます。
カバンを使用頻度別や使用目的別に分けてみましょう。
ステップ1で出したカバンを、次は使用頻度・使用目的・好みなどで仕分けていきましょう。それぞれ3〜4つに分けていきます。
たとえば使用頻度で分けると「よく使う」「まあまあ使う」「あまり使わない(が必要)」「全く使わない、処分の対象」というふうにキーワードを決めると分けやすくなります。
処分の対象になったカバンは燃えるゴミとして出すこともできますが、捨てるのが難しいと感じる方には、以下の方法で手放すこともできます。
①リサイクルや下取りに出すリサイクルはほとんどの自治体で行っています。自分の居住地の自治体のHPなどで回収されているかどうか調べてみましょう。
また、メーカーや百貨店などがカバンの下取りを行っていることあります。古いカバンを持ち込むことで買い物に使えるクーポン券がもらえるケースも。
下取りに関しては開催時期が限られていることもありますので、事前に調べてから店舗などに持ち込むようにしましょう。
ブランドバッグは状態がよければ高値で下取りしてもらえる場合もありますので「ブランドバッグ 下取り」といったキーワードで検索して、下取りしてくれる店を探してみるのもいいですね。
古着deワクチンの寄付の場合、古着だけでなくカバンも寄付することができます。(破損のひどいものは寄付することができませんので注意しましょう。)
②寄付する古いカバンや古着は寄付をすることで、困っている人の役に立つことができます。
寄付を受けつけている団体も多いので、自分に合った寄付先を探してみましょう。
③修理してリユースするお気に入りのカバンでも、壊れていては使えません。そこで、壊れている部分に布を足したり、縫い直したりしてもう一度使える状態に修理するのもひとつの手です。
筆者の場合ですが、カバンを業者に依頼して修理してもらいました。
壊れた部分を修理してもらい、再び使えるようになったバッグ。
【修理箇所赤枠部分】カバンの底の部分のひび割れ部分に布を足すことで、ひび割れを隠してもらいました。
【修理箇所青枠部分】カバンの縫い目が解けていたところを、新たに縫い直してもらいました。
かかった費用:12,000円かかった時間:1ヶ月半
カバンの収納方法は、カバンの形状に応じて「重ねる」「立てる」「掛ける」方法を使い分けるとよいでしょう。
引き出しに重ねていれる場合は、カバンの数を少なくしましょう。サイズの大きいものが下に来るように収納すると、カバンが埋もれることがないでしょう。
重ねて収納しても大丈夫なカバンの形状は「布製で薄いもの」「重さが軽いもの」です。そういったカバンは、収納ケースに重ねて収納しても◎
ただし、重ねて収納すると下のほうのカバンが見えづらくなってしまうので、重ねる数は3〜5つ程度に収めるようにしましょう。
写真のファイルボックスのほか、ブックエンドもカバンを立てる収納に活用できます。
立てる収納に適しているのは、自立するカバン・革製のカバン・マチがあるカバン・型崩れが心配なカバンです。
ブックエンドやファイルボックスなどを活用して自立させると取り出しやすいでしょう。
フックなどを利用して掛ける収納が向いているタイプのカバンもあります。
ショルダータイプや紐があるカバンなどが、掛ける収納に適しています。
フックを活用してひとつひとつを独立させて収納させるのが理想ですが、スペースが限られている場合は2~3個まとめてもよいでしょう。
フックにたくさん負荷をかけすぎないように注意しましょう。
カバンの数が増えると、その分収納スペースも確保しなくてはなりません。形状や素材の異なるカバンを無理に1ヶ所に収納しようとせず、それぞれの特性にあった収納方法で収納してみましょう。スッキリと収納することができるようになりますよ。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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