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歌舞伎俳優の片岡愛之助が2日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「錦秋十月大歌舞伎」(20日千秋楽)の第1部「鯉つかみ」に出演した。
2012年に兵庫・永楽館で初めて勤めて以降、東京・明治座、福岡・博多座、大阪松竹座と各地で好評を博し、歌舞伎座で初めて滝窓志賀之助実は鯉の精を勤めた。相手役となる小桜姫は、初演の永楽館歌舞伎公演から度々共演してきた中村壱太郎。鮮やかな歌舞伎の醍醐味が詰まった爽快な一幕で開幕した。
「琵琶湖中鯉退治の場」では、鯉の精と志賀之助が、本水を用いてダイナミックな立ち回りを見せた。愛之助演じる志賀之助は湖に宙返りで飛び込むと、巨大な鯉を相手に客席まで水を飛ばすほどの大立ち回りを見せ、拍手と歓声が湧き起こった。最後は豪快な泳ぎ六方で花道を駆け抜け、その迫力あふれる姿に観客は大興奮となった。
片岡我當さん(2025年死去、享年90)から教わった上方歌舞伎の演目。泳ぎ六方が見どころで、事前の取材会で「水ですべる。どうやってもすべる。びちゃびちゃにぬれて、トライアスロンでスイムの後のランみたいな感じ。普通の六方で体験できない難しさがある」と語っていた。
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スポーツ報知
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