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歌手の和田アキ子が8日、東京・千代田区のKITTE丸の内で行われた「歩く人生に、つづきを。展」発表会に出席した。
同展は、膝や股関節をはじめとする関節痛の“見えにくい我慢”に気づき、いつまでも歩き続けられる暮らしについて考える疾患啓発プロジェクトの一環。和田は珍しいという広場でのイベントに、笑顔でギャラリーに手を振りながら「ちょっと緊張してるんですよ」とはにかんだ。
和田は22年8月に長時間の歩行や痛みで直立が困難になる「変形性股関節症」を発症し、翌23年9月には、かばって悪化した右膝関節を手術。当時を振り返り「足を広げるのも大変なぐらい痛い。最後は歩くのも痛くて、杖(つえ)をつくまでいった。ライブがあるので何とか乗り越えたいと必死でやった、でも、(23年に)年が明けたらもう動けない。自分の足でステージに立って歌いたいのに、立つのがまず無理で、座るのも大変」と語った。
24年には股関節を手術。病院でリハビリを行う写真も公開した。夜に看護師がいなくなると一人で廊下を歩行していたそうで「今見れば、口紅を塗って眉毛も描いとけばよかった」と照れた。
今年3月29日には、40年間MCを務めたTBS系「アッコにおまかせ!」がレギュラー放送最終回を迎えたが、放送時も「CMの時だけ座っていた。スカートをはくのも(途中で)やめた」と、視聴者には分からなかった手術による変化を吐露。今夏には左手首を骨折して全治3か月と診断されており「痛みを我慢するところがある。痛いのに黙ってる必要はないのね。何か解決策を見つけないと」と相談の重要性を力説した。
現在は「股関節にボルトが入ってるし、障害者の4級手帳も持ってる。タクシーとか電車も割引で乗れる。まだ使ってないですけど」。それでも「とにかく元気で仕事に穴を空けない。それ芸能人のプロ」という哲学は不変だ。
最後はフリップに書いた「生涯現役」の文字を掲げ「歌が好きでこの世界に入った。声さえ出れば歌は歌える。まずは自分の足で歩いていける人生を長く考えたい。病気に限らず困ったら相談すること。心も体も元気で生きていきたい」と宣言した。
この日は詰めかけた多くの報道陣に「今、ニュースがないんですよ。政治家がうるさいぐらいですから」と、渦中の簗農水相を想像させる発言で笑わせた。展示は12日まで同所で行われる。
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スポーツ報知
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