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2010年の「第35回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに輝いた女優の安田聖愛が22日、東京・目黒の大圓寺で、主演映画「みらいしのほこう」(羽蚋拓未監督、11月7日公開)のヒット祈願を行った。
本作は、廃校を目前に控えた高校を舞台に、未来予知の能力を巡って繰り広げられるSF青春エンターテインメント。安田は、迷走中のどこか風変わりな高校教師・野田柚季を演じる。隕石(いんせき)の直撃から自身を救った生徒・村木蒼(盧礼欧)が持つ未来予知の力を頼りに、人生の逆転を図る。
今年、30歳という節目を迎えた安田。2015年から出演を続ける「龍角散のどすっきりタブレット」のCMで親しまれるほか、近年はNHK連続テレビ小説「虎に翼」(24年)、大河ドラマ「光る君へ」(同)、「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(25年)と、話題作への出演を重ねてきた。そんな安田にとって、本作は初めての教師役。「ついに教師役を演じる年齢になったんだなというのが第一。ただ、生徒役の2人のおかげで、『あ、今、先生なんだ』という気持ちに不思議となれました」と語る。演じる役柄の変化に、自身の歩んできた年月を重ね合わせるように、「年齢の節目での教師役。それこそ、一個大人になったなという気持ちがあります」と、実感をにじませた。
劇中では、定規を片手に振り回しながら長いセリフをまくし立てる場面もある。これまで演じてきた役柄とはひと味違う、奔放な一面をのぞかせた。「ああいうアクティブな役を今までやったことがなかったので、挑戦といえる作品でした。あのシーンをやりとげた時に、なんか一個突き抜けた気持ちもあったので、もう少し破天荒ではないですけれども、そういう役に挑戦して行けたら」と、これまでの自分を越えた先に広がる、新たな役柄への意欲を口にした。
私生活でも、新たな一歩を踏み出した。今年5月に結婚を発表。人生の伴侶を得たことで、未来を見つめるまなざしにも変化が生まれた。「守るべきものが増えたな。責任感とかそういうものを結婚してから感じるようになりました。これまでは、将来のことはふわっとしていたんですが、結婚したことによって、この人との未来をどう描いていこうというのを考え始めました」。
夫は仕事に干渉することなく、仕事へ向かう安田を「頑張ってね」と送り出してくれるという。さらに、夫の両親も作品の公開を心待ちにしている。「とても楽しみにしてくださっている。私も頑張ろうと思いますね」とほほ笑んだ。新たな人生を歩み始めた安田が、30歳の節目に挑んだ初の教師役。作品への願いを胸に、俳優としても一人の人間としても、新たな一歩を踏み出した。
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スポーツ報知
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