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界 仙石原アクティビティ編
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箱根で過ごす贅沢時間♡アトリエ温泉旅館「界 仙石原」で心身リラックス

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「アート心が湧きたつ アトリエ温泉旅館」をテーマとした、神奈川県箱根にある星野リゾートの温泉旅館「界 仙石原」に、俳優でフォトグラファーの染谷ノエルが訪問。そこでの体験を2回にわたってレポートします。2回目は冬のご当地楽「雪化粧を楽しむ彩り手ぬぐい」でのアート体験、館内の至るところにある、実際に滞在した国内外のアーティストが手がけた芸術作品や施設の紹介です!

目次

客室で行う現代湯治体操「仙石原ペダリング体操」

界 仙石原

【ご当地部屋や豪華な夕食を紹介した1回目の記事はこちらから】

「界 仙石原」での現代湯治体操は、冊子の案内に沿って客室で行います。まだ体が目覚めていない時や寒い冬、メイク前に人前に出るのが気になる人、おこもり旅にもぴったり。

界 仙石原

自転車に乗り、仙石原のススキ高原を風を切って進むようなイメージで、体幹と太腿から全身を目覚めさせる「仙石原ペダリング体操」を行います。まずは、雄大な景色を見ながら深呼吸をして、肩から首や腕にかけてのストレッチを。

メインのペダリング体操は、仰向けの姿勢で腰を上げ、深呼吸しながらペダルを漕ぐように足を回していきます。ぐーっと体が伸びるようで気持ちがいい。体操をしているうちに、なんだかお腹が減ってきます。

界 仙石原の公式サイトをチェック >

山の幸と海の幸を味わう「ご当地朝食」

界 仙石原

地域色を感じる食材や調理法を取り入れた界の「ご当地朝食」。「界 仙石原」のご当地朝食は、目の前で焼き上げる「つくね芋ステーキ」や小田原名物のかまぼこなど、山の幸と海の幸の両方を味わえる和食膳です。

界 仙石原

箱根の宿場町の格子に見立てた籠に、小田原の名産「百年ちくわ」をはじめとした練りものが入っています。百年ちくわのシャキシャキとした食感がたまりません。

界 仙石原

つくね芋のステーキはスタッフが焼いてくれます。食材が焼ける音、焼き色、たれの香ばしい香りが食欲をそそります。

豚汁にも小田原の老舗の味噌が使用されていて、ヨーグルトの上にはさっぱりして美味しい湘南ゴールドのジャム。地元の食材を堪能しました。

冬のご当地楽「雪化粧を楽しむ彩り手ぬぐい」でアートを体験

界 仙石原

画材や絵筆を並べ、アトリエに仕立てた「アトリエライブラリー」にて、「彩り手ぬぐい」を体験。「界 仙石原」では、好きな手ぬぐいを選んで、自分で絵を描いたり色を塗ったりするという、絵付け体験ができます。

アートを見るだけではなく、実際に自らアート体験をしてもらおう、というのが「界 仙石原」のご当地楽のコンセプト。

界 仙石原

手ぬぐいの柄は無地を含め5種類あり、自分なりの表現、自由な感性で、世界にひとつだけの作品を創ることができます。今回私は、冬限定の雪景色の絵柄を選んで色を塗りました。

マーカーとクレヨンを使ったのですが、マーカーははっきりと、クレヨンは柔らかく色付けできます。青やピンク、黄色や緑など、滞在中に感じた様々な色を使ってみました。

塗り絵のような、でもそれよりもっと自由度が高いような、もっとやっていたかった、と思うほど楽しい時間が過ごせました。お手本もあるので、絵が得意でない人も気楽に参加できると思います。

※季節によって手ぬぐいの種類は変更あり

開放感のあるエントランスに落ち着いたロビー

界 仙石原

うねうねとした山道を登った先にある「界 仙石原」。エントランスの扉は重厚で高級感のあるたたずまい。中に入ると天井が高く、大きなガラス戸により開放感があります。壁の装飾は、左官職人でもある久住有生氏による作品。土で仙石原の自然を表現しています。

界 仙石原

ガラス戸の外には、大きな池があり、陽の光が当たると、木や枝の影が壁や水面に映って、アート作品のようです。

界 仙石原

エントランスからフロント、ロビーへはエスカレーターで上ります。ロビーは落ち着いたモダンな雰囲気。ソファーの中央には宙に浮かせた杉の木と苔むした溶岩、水をたたえた印象的な装飾があります。箱根の歴史や流れた時間、風景を想像してほしい、というコンセプトだそう。

アートに浸れるアトリエライブラリー

界 仙石原

アートをテーマとした「界 仙石原」では、ほかの界施設の「トラベルライブラリー」にあたる場所が「アトリエライブラリー」です。壁一面の棚に飾られた、岩絵具や絵筆、色鉛筆の数量は圧巻。

界 仙石原

3000本の色鉛筆は、宿泊客は自由に使用できます。設置されたスケッチブックに自由に描いて、描いたページを破って持ち帰ることも可能。使っていくうちに形を変える色鉛筆やスケッチブックは、変化していく街並みを表現しているそうです。

奥のキャンバスアートは、仙石原の風景をイメージして描かれたもの。実際の風景の色味ではなく、箱根を訪れる様々な人が感じたイメージの色を投影した作品だそうです。自分の好きな色を探してみたり、色鉛筆を手に取って何かを描いてみたりしたくなる空間です。

明るく広々とした和のアート空間「別館サロン」

界 仙石原

スイートの客室がある別館には、アートギャラリーやアーティストによるアクティビティの会場としても活用される「別館サロン」があります。広々とした落ち着ける和の空間で、壁面や大きなイーゼルに飾られた絵画など、その時々の演出を楽しめる場所です。

サロン中央のテーブルでは、椅子に座りながら落ち着いて作品を鑑賞したり、同行者がいる場合は歓談したりすることも。窓から見える山々の美しい景色も相まって、アート鑑賞にはぴったりな空間です。光が差し込む大きな窓からテラスにも出られます。

取材時は、「アーティスト イン レジデンス」参加者でもある加藤正二郎氏のススキをテーマとした作品展示が行われていました。

※加藤正二郎氏の展示は11月28日に終了

染谷ノエル推しのお土産は、アートな小物

界 仙石原

ロビーに併設された、地元のアーティストが手掛けるアート作品が充実したショップ。

多種多様な木工雑貨やガラス細工、アートキャンバスや陶器などのアート作品、客室に飾られているアート作品をそのまま表紙にしたスケッチブックなど、アトリエ温泉旅館ならではのお土産が揃っています。

「界 仙石原」オリジナルデザインの手ぬぐいも。

界 仙石原

ショップに入って、まず目に入ったのがキラキラと光るガラス細工の小物たち。人気商品という、しずく形の箸置きをお土産に選びました。ひとつひとつ手作りで、気泡の形もそれぞれ違います。私が選んだのは、気泡がシャンデリアみたいに見えた写真の箸置き。

界 仙石原

外で眺めてみたら、キラキラ、ツヤツヤしていて、思わず空にかざしてみました。箸置きとして使うのはもちろん、アート作品、オブジェとして飾るのも素敵。ガラス細工は色々なアイテムがあり、ヘアゴムも可愛かったです。

界 仙石原

館内のアート作品が表紙になったスケッチブックも購入。せっかく施設の中にアートがたくさん飾られているお宿なので、何か作品が描かれているものが欲しい!と思っていたので思わず手に取りました。

複数ある種類の中から、自分が宿泊した部屋に飾ってある絵画と同じ絵柄のスケッチブックをセレクト。ハッとするような鮮やかな色使いと、筆の流れが美しい。家に帰って自分の机の上に置いてあるだけで、なんだか気分が上がりそう!そんな想いで選びました。

アートに触れ、箱根の見る視点が変わる「界 仙石原」

界 仙石原

アートを感じたい人はもちろん、箱根という地を今までとは違う目線で感じたい、より楽しみたい人におすすめの「界 仙石原」。東京からアクセスしやすく気軽に来れる箱根には、今まで何度も訪れた、という人が多いと思います。

私は「界 仙石原」に宿泊し、一歩踏み込んだ箱根の美しい世界を知ることができ、見る景色がほんの少し変わりました。箱根、仙石原からのインスピレーションで、自分だったらどんな絵を描くかな?と考えさせられた場所でした。

私自身は、これからまた箱根に行った時や、ススキを見るたびに、「界 仙石原」で出会った作品や色を思い出すと思います。たった1泊2日の滞在だけれど、身近だった箱根の、見る視点を変えてくれました。

界 仙石原の予約はこちらから! >

温泉旅館「界 仙石原」基本データ

界 仙石原

<住所>〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817-359
<TEL>050-3134-8092(9:30〜18:00)
<駐車場>あり

行き方・アクセス

<車>東名高速道路「御殿場IC」から約20分/箱根登山鉄道「強羅駅」から15分
<電車・バス>箱根登山鉄道「強羅駅」からタクシーで約15分

※この記事は2024年11月の取材内容に基づき執筆されています。時期により、イベントや食事などの内容が変更になっている可能性があります。詳細は「界 仙石原」にお問い合わせください。

星野リゾートの温泉旅館「界」をチェック >

PROFILE

染谷ノエル

染谷ノエル(Noel Someya) / 俳優・フォトグラファー

東京都出身。演劇を学ぶため中学卒業後に単身渡英し、ノーサンプトンのBosworth Independent Collegeなどに通う。4年半後に帰国、上智大学にて英文学を専攻。在学中より劇団、東京ジャンクZに所属、舞台俳優のキャリアは16年目を迎える(2024年時点)。写真は留学中、"Photography"の授業がきっかけで本格的に取り組むようになった。旅や日常をドラマチックに切り取る表現を得意とし、雑誌やWEBメディアなどでの作品掲載多数。 撮影、執筆、被写体の三役をこなすキャリアを活かし、取材、連載などでも活躍する。

Twitter: @noel_engeki
Instagram: @noelle.s12

STAFF
Photo&Writing:Noel Someya 
Edit:michill編集部



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