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石川県加賀市の温泉旅館「界 加賀」では、2025年11月7日より、蟹と九谷焼のマリアージュを堪能できる特別なメニューがスタート。国の有形文化財にも登録されている紅殻色が特徴の伝統建築棟にあり、歴史と美を感じさせる空間である「べんがらラウンジ」で、加賀の冬の味覚・蟹面を堪能できますよ!
出典:界 加賀
加賀百万石の文化に親しむ温泉旅館「界 加賀」では、2025年11月7日〜2026年3月15日までの冬の期間、「べんがらラウンジ」で冬の贅沢な味覚である蟹と九谷焼のマリアージュを堪能できる特別なメニューが登場します。
北陸地方の冬の味覚として圧倒的な人気を誇る蟹。この時期にしか味わえない旬の蟹を、界 加賀ならではの趣向を凝らした形で提供したいとの想いから、今回のメニューが考案されました。
「べんがらラウンジ」は、国の有形文化財にも登録されている紅殻色が特徴の伝統建築棟にあり、歴史と美を感じさせる空間。この特別な場所で、加賀の冬の美食である蟹と、この地に根付く伝統工芸である九谷焼との融合を堪能できます。
出典:界 加賀
冬の味覚の代名詞ともいえる蟹は、石川県ではおでんの具材「蟹面(かにめん)」として味わう食文化があります。「蟹面」は、ズワイガニの甲羅にカニの身や内子(うちこ)、外子(そとこ)を贅沢に詰めて盛り付けた、まさに冬限定の逸品。界 加賀では、この蟹面の仕上げに、とろりとした出汁の餡をかけて提供されます。
蟹の旨味と、濃厚な内子やプチプチとした外子の食感が楽しめる冬の美食。一般的に、蟹はお酢やポン酢などで楽しむことが定番な中、蟹面は出汁によってマイルドな味わいに仕上がります。アクセントに、ぴりりとしたすりおろし生姜の風味も感じる一品です◎
出典:界 加賀
「器は料理の着物」と唱えた北大路魯山人の教えにならい、地元加賀で夫婦で営まれている窯元「萌窯(もえがま)」に、「蟹面」に合わせたオリジナルの器を特注で制作依頼。界 加賀の夕食で提供している「宝楽盛り」の器も手掛ける作家が、スタッフとの議論を重ね、唯一無二の器を創り上げました。
「べんがらラウンジ」から臨むことができる「湯の曲輪(ゆのがわ)」の冬景色に映えるよう、色味を加え、パッと目を引く華やかな器に。地元作家の繊細な感性と技術が光る器が、「蟹面」をより一層引き立て、食の体験をさらに豊かなものにしてくれます。
出典:界 加賀
ほかにも、地元の個性的な作家が手掛けたアートな器から、好きなものを選んで、おつまみを味わうことができます。
この冬は界 加賀で、大人の夜の時間を過ごしてみては?
「界 加賀」の公式サイトをチェック >出典:界 加賀
期間:2025年11月7日〜2026年3月15日
料金:3,500円/人
時間:20:00〜22:30(ラストオーダー22:00)
含まれる内容:べんがらラウンジ利用(座席利用料、蟹面のおつまみ、ドリンク1杯)
予約:要事前予約
定員:4組(1組は2名まで)
出典:界 加賀
加賀友禅や水引といった伝統工芸をちりばめた客室や、スタッフが披露する加賀獅子舞のご当地楽など、伝統とモダンが融合した温泉旅館。山中漆器や九谷焼の器で供される会席料理には、日本海の高級魚のどぐろや、解禁を待つ蟹など、季節に合わせた北陸の海の幸が並びます 。
<住所>石川県加賀市山代温泉18-47
<TEL>050-3134-8092(界予約センター)
<客室数>48室
<アクセス>JR 加賀温泉駅より車で約10分、北陸自動車道「加賀IC」より約15分
「界 加賀」の魅力を、Instagramでも紹介しています!併せてチェックしてみてくださいね。
出典:Instagram
※2025年11月時点の情報です。詳細は、「界 加賀」の公式サイトにてご確認ください。
文:岡村幸治
この記事のライター
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