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『グルーピング』という言葉、お片づけ本などでもよく見かけるようになりました。モノをグループ分けして仕舞う方法ですが、この分類をあまり意識していなかったり、本の方法を真似してみたけれど自分の家や生活には合っていない…ということも。そこで、今回はグルーピングの基本的な考え方と分類の仕方をご紹介します。
グルーピングには、
・同じ用途のモノをひとまとめにする
・1つの作業をするために使う複数のモノをひとまとめにする
のように、『モノごと』『作業ごと』の分け方があります。
この分類の仕方が、モノを使いやすく仕舞いやすくする大事なポイント。
今まで当たり前のようにしてきた分類が実は使いにくいことも。
収納はとにかく、ラクすることを考えて。グルーピングも、ラクすることを第一優先にして行ってみてください。
多くの方は、『モノごと』の分類ばかりをしてしまいがち。
しかし、『作業ごと』に分類をした方が、生活が上手く回ることがほとんどです。
例えば、カトラリーケースのお箸入れには、お箸が何本入っていますか?
家族の人数分以上入っていませんか?
たまにしか来ないお客さまのために、カトラリーケースがゴッチャリしてしまい、家族のモノが使いにくいのは勿体ない。
『お箸』という『モノごと』のグルーピングをするのではなく、お客様用のお箸は、お客様用の食器などと一緒にグルーピングをしたほうが、普段も来客時もモノが使いやすくなります。
片づけ本などで、よく紹介されているのが朝食セット。マーガリンやジャム、ヨーグルトなどをグルーピングして1つのカゴにIN。カゴごと冷蔵庫に入れておけば、使うときはカゴごと食卓に出せて便利ですよね。
我が家では、ご飯を食べるときは必ず汁物も付けるので、ご飯茶碗と汁物椀は同じケースに収納しています。
他には、体操服。Tシャツと短パンは、セットにして収納しています。パジャマを着て寝る習慣がある方は、パジャマの上下はセットにして収納すると良いですよね。
そして、パジャマは『人ごと』に各部屋に収納するよりも、バスタオルや下着と一緒に脱衣所に収納した方が便利です。
毎日お弁当を持って行く方は、お弁当を入れるトートバッグなどもお弁当箱と一緒に収納しておくと便利ですよね。
私は、子どもの給食セットもランチョマットと口拭きタオルをセットにして、巾着袋に入れてからキッチンの引き出しに収納しています。
これらが、子供部屋に収納してあったら不便です。
このように、どんなグルーピングをすれば使いやすいかは、家族構成やライフスタイルによって異なります。
とにかくラクすることを考えて、一緒に使うモノは一緒に。
使いやすいグルーピングをしてみてください。
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この記事のライター
大塚奈緒
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家事を合理的にこなすことに執念を燃やしている主婦。その方法を忙しい日本の主婦たちに広める活動をしています。ほぼ毎日、ブログを投稿。その他、色々執筆中。整理収納アドバイザー。ハウスキーピング協会認定講師。整理収納サポートや、整理収納セミナーも行っています。
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