/
整理収納コンサルタントの春名陽子です。手に入れるのは簡単でも手放すのは労力がかかりますよね。手放す労力をなくすには、日常的に家にモノを入れない、そして溜めない意識が大切です。そこで今回は、片付けのプロが家に入れない・溜めないようにしているモノとその方法について詳しくご紹介していきます。
紙類は「あとで見よう」と溜めるほど見るのが億劫になりますよね。
溜めがちな紙類も、以下3ステップで溜めない仕組みが作れます。
紙を溜めない1番の方法は、家に入ってくる紙類を減らす事です。
・ポストにチラシお断り表示をする
・不要なDMは停止する
手間に感じても、一度やってしまえばあとがラクになります。
紙類が溜まる要因の1つに、保管方法が定まっていない事が挙げられます。
まずは保管方法を決めましょう。
【分類法①】
・見たら保管せず即処分するモノ(例:チラシ)
・写真に撮り、紙は処分するモノ(例:学校のちょっとしたお知らせ)
・一定期間とっておくモノ
【分類法②】
一定期間とっておくモノを更に分ける
短期保管(〜1ヶ月):学校等の実施日が記載されたモノ→期限が過ぎたら処分対象
中期保管(〜1年):医療の領収書、控除証明書など→1年ごとに見直し
長期保管(数年):家の説明書など、ほぼ見ないけど捨てないモノ
【分類法③】
人別に分ける事で、探す時間を減らせます。
紙類はあっという間に溜まるので、適宜見直ししましょう。
短期保管の書類は月1回程度、中期保管の書類は年1回程度見直すといいですよ。
コンビニエンスストアで無料でもらえる割り箸やおしぼり。
【無料】でもらえるモノこそ増えやすいので注意が必要です。
使う予定があればいいですが、使わなければ収納が圧迫されてしまいます。
【まずは貰わない→貰う時はすぐ使う→保管する場合は収納の上限を決める】
収納から溢れればもらいすぎのサインです。
溢れる=使っていない=貰う必要がないはずなので、【貰わない選択】も視野に入れてみましょう。
旅行に持って行き忘れたり、結局使い慣れた化粧品を使ったり、消費する機会は案外少ないもの。
頂いたサンプルは普段使いの化粧品の前に置き、すぐ使う習慣をつけましょう。
古くなったサンプルは肌トラブルも引き起こしかねないので、【すぐ使う】が重要です。
ストックを持つ際のルールを決めていますか?
ストックとうまく向き合うには【消費する頻度でストック量を決める】といいでしょう。
例えば、トイレットペーパーやよく使う洗剤はある程度ストックし、消費に時間がかかる洗剤はストックを持たないなど、ルールを決めるのが有効です。
使用頻度が低い=消費が遅いので、残りわずかになってから買っても問題ないはず。
メリハリをつけて買うことで溜めすぎを防げます。
食品もあまり食べないモノはストックを減らし、また使い切れるサイズを買うのがおすすめです。
フードロス削減にも繋がるので、期限切れが多い方は是非実践してみてください。
いかがでしたか?
ここまで、家に溜めないようにしているモノと、溜めない方法をご紹介しました。
皆様のお役に立つ事が出来れば嬉しいです。
この記事のライター
整理収納コンサルタント
春名陽子
683
夫・息子と横浜の建売住宅に住む整理収納コンサルタント。日々の暮らしを「より楽しく快適に」するための情報を発信していきます。「家と心を整える」をモットーに、神奈川・東京を中心に訪問・オンラインによる整理収納サービスを展開中。Instagramでは、整理収納のコツ・モノ選び・お家が整うマインドを発信しています。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント