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餃子さえあれば、ご飯が何杯でも食べられる! なんて男性がいますが、それは女性も同じ。餃子で何杯でも、お酒が飲める! なんて人もいます。美味しい餃子を知ってしまうと、自分でも作りたくなるもの。今回は、美味しい具の作り方を餃子のプロに聞いてみました。もちろん、料理が苦手な方でも簡単にできる作り方です。
こんにちは、「餃子の餃天」の店長をしております、外川です。楽天市場やデパートの催事などでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、真っ赤な餃子「情熱の赤餃子」などの商品が楽天市場で餃子部門売上1位になるなど、ご好評をいただいております。
通販でも催事でも、売り切れていなければ買えますので(当たり前ですが 笑)、気になったらチェックしていただけると幸いです。
さて、前回は家庭で餃子を上手に焼く方法をお伝えしましたが、今回は餃子作りのポイント、具を美味しくする方法をお伝えしたいと思います。
最近は、女子会やホームパーティーで餃子作りをするケースが多いと耳にします。お取り寄せした「生餃子」でも、具から自分で作る「手作り餃子」でも、みんなで作って食べるんですから楽しいですよね!
各ご家庭の餃子のクオリティも上がっていると思いますが、具から自分で作る際、餃子をさらに美味しく作るポイントを少しだけお教えいたします。
前回の「餃子を美味しく焼く常識やぶりな方法」もむずかしいことはありませんでしたが、今回も意外と簡単です。私の記事でお伝えするコツ、これは私達が長年餃子作りをして得た知識ですので、是非、実践してみて下さい!
野菜や調味料も入れて一気に混ぜる人や、順番に混ぜる人など、作り方はさまざまだと思いますが、私の場合は、最初にひき肉だけを15分くらい混ぜます。とことん無心になって、ひき肉だけ15分くらい混ぜまくります。ひき肉に集中! 他の事はしません(笑)。
え? そんなに長く混ぜるの? と思う人もいると思いますが、実はこれが美味しくなる重要なポイントなのです。とにかく、ひき肉がねっとりとなるまで、よく混ぜるのです。
混ぜるのがあまいと、豚肉の赤身と脂が目視で確認できます。しっかり混ぜると、赤身と脂が判別できなくなります(どうしても消えない脂もありますが)。赤身と脂が完璧に混ざり合い、薄いピンク色になるまで混ぜるのです。とことんジューシーで、味にムラがない美味しい餃子に仕上がります。食感もソフトで良くなりますよ。
もうひとつのコツは、背脂(白い部分)です。スーパーや肉屋などで手に入るなら、背脂をひき肉の3分の1くらい混ぜると、よりジューシーになって美味しくなります。あとはいつも通りの調味料やお野菜を入れて混ぜますが、調味料から順番に混ぜていきましょう。
醤油、おろしにんにく、お酒、ショウガ汁などさまざまですが、ひき肉をしっかりよく混ぜるだけで、いつもの餃子がより美味しく変わります。
背脂とか、調味料と野菜を入れる順番とか、いろいろ面倒くさいと感じた人は、とりあえず「ひき肉が薄いピンクになるまで混ぜる」という部分だけでもやってみましょう。格段に美味しくなりますよ!
※調理写真は編集部撮影
この記事のライター
外川天平
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秋田県秋田市広面の飲食店「餃子の餃天」を経営しつつ、楽天市場やデパートの催事などで絶大な人気を誇る餃子のプロフェッショナル。楽天市場では餃子部門と中華総菜部門で1位に輝き、餃子マニアが選出する「全国お取り寄せ餃子」では第2位に輝く。真っ赤な餃子「赤餃子」が大人気で、全国の催事ではいつも絶大な人気を誇る。<br><br>店名: 餃子の餃天<br>住所: 秋田県秋田市広面字蓮沼90-1<br>営業時間: 11:00~15:00 17:00~21:00<br>定休日: 無休(要確認)
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