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子どもが幼い頃は一人で過ごせる時間があまり持てないので、気分転換してリフレッシュできる方法を考えてみました。
子どもたちが幼い頃は、いつも子どもと一緒の毎日でした。
朝、長女を幼稚園に送って行って、帰ってから次女の相手をしながら家事をして、お昼を食べさせて自分も済ませたらあっという間にお迎えの時間になります。
長女を幼稚園に迎えに行った帰りにみんなで児童館か公園に行くのがお決まりのコースでした。
子どもが生まれる前まで、私はずっと飲食店で働いていました。
接客の仕事が好きで、特に飲食店の活気がある雰囲気が好きでした。お昼の忙しい時間、飛び回るように動き回ってパート仲間と連係プレーで仕事をするのがとても楽しかったです。忙しければ忙しいほど時間が短く感じられ、終わるとどっと疲れるのですが充実感がありました。
そして仕事が終わって一人の時間になると家にこもって夕飯の支度をするまでの間、本を読んだり絵を描いたりボーっとしたり、無音の空間でひたすらじっとして過ごしていました。そんな時間が大好きでした。
今思えば、昼間は外に出て人とコミュニケーションをとり、夕方に静かな時を過ごす事でうまく気分転換ができていたのかもしれません。
それが子どもが生まれ、再び働きに出るまでの期間限定ですが家で子どもたちと過ごす日々になり、私の生活は一変しました。
働いていた頃は動と静という感じでメリハリのあった生活が、朝から晩まで同じようなリズムが続く日々になっていったのです。
そんな時、買い物中にすれ違った人がとてもいい香りがして「わぁ、いいな。」と思ったのがきっかけで、自分も好きな香りをつけてみたいな、と思うようになりました。
働いていた頃のような形で気分転換はできなくても、今できる範囲のことで気分を変えてみたらどうかなと思ったのです。
いつものドラッグストアにオムツを買いに行った時に、フレグランスのコーナーを覗いてみたら、たくさんテスターが置いてありました。いろいろ試してみて、気に入った香りのボディースプレーを買ってみました。
香水よりもほのかな香りで、つけるとなんだか気分が上がり、子どもたちも「ママいい匂い!」と言ってくれてなんだか嬉しかったです。
子どもが生まれてからというものドラッグストアと言えば「オムツを安く買うため」に行く場所だったのですが、昔のように化粧品のコーナーも見てみたいな、と思うようになりました。
それ以外にも、いつもと違うスーパーに買い物に行ったり、透明のマニキュアを塗ったり、図書館でいつもは読まない系統の本を借りてみたり、普段とちょっと違う行動を意識してやってみるようにしたら、そんなことでも気分転換になることに気が付きました。
今までは育児と家事を効率よくやろうと日々のいろいろなことをルーティン化しすぎていたのかもしれません。
自分で生活の中に一見無駄に見えるかもしれないけれど「遊び」の部分を作って変化をつけると、気持ちにも余裕が出てくるような、そんな気がしたのでした。
この記事のライター
中島めめ
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アラフィフの主婦です。夫と小学生の娘二人と暮らしています。ライブドアブログにて「たくあんムスメたち。」という4コマ漫画ブログを描いております。インドア派で、できるものならずっと家に引きこもってゴソゴソやっていたいな~と思いつつ、子供たちがいるとそうもいかない日々を送っております。
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