/
『あざとい』という言葉を最近よく耳にしませんか?テレビや雑誌などでもよく使われているので、ニュアンスはわかるという人が多いでしょう。しかし「意味を説明して」となると、うまく言えない人もいるはずです。この記事では『あざとい』の本来の意味と、現在の使われ方、あざとい女性の特徴や恋愛テクニックを解説します。
早速ですが『あざとい』の意味を確認してみましょう。
実は辞書などに載っている本来の意味と、現在の使われ方には違いがあります。
どのように異なるのか確認してみましょう。
『あざとい』は本来、やり方があくどい、抜け目がない、ずうずうしい、ずる賢いといったことを意味します。
浅はか、小利口といった意味もあり、一般的にはネガティブなイメージの強いワードです。しかし、最近はポジティブな意味合いで使われることも多くなりました。
たとえば、メディアなどでよく見聞きする『あざとい』と『可愛い』を組み合わせた『あざと可愛い』は、その一例です。
基本的に女性に対して使われる『あざと可愛い』。
可愛いと思われるようにふるまっていることが、たとえ丸わかりだったとしても、魅力的に見えてしまう。
そんなあざとさのある女性が『あざと可愛い』といわれる人です。
あざとい女というと、以前は男性の前で態度が変わり、わざとらしくかわいこぶるような「女性に嫌われる女性」を指し、悪い意味で使われることがほとんどでした。
しかし今は、男性が求める可愛い女性を演じていて、それがたとえバレバレでも、周囲から、『ポジティブで可愛い人』と認知されている人をいい意味で『あざとい女』と呼びます。
このタイプの女性は、同性から嫌われるどころか「努力して男性を振り向かせている、見習いたい存在」として認められる場合もあります。
それでは、あざとい女性の特徴を具体的に見ていきましょう。
あざとかわいい女性を目指している人は、あなたの周りにいるあざとい女性が、ポジティブとネガティブのどちらなのか考えながらチェックすると参考になるかもしれません。
あざとい女性の特徴といえば『計算高さ』でしょう。
「こうしたら可愛く見える」「優しい子に見える」と頭の中で常に計算しながら行動し、狙っている人にアピールします。
時には直接的にではなく、目当ての人が見ていることを確認してから、他の人に優しくすることもあります。
中には、自分の可愛さに自信があるのに、同性の子に「可愛くて羨ましい!」と周りに聞こえるように言うあざとい女性もいます。
「可愛いのにそれを鼻にかけない子」という評価を得て、好感度を上げようとするのです。
ただ、計算高さが裏目に出ることもあります。
ポジティブなあざとい女性は、視野が広く、目当ての人以外も喜ぶような気配りができます。
あざとい女性は「自分の魅力を見つけ、活かすための研究」に余念がありません。
自分のチャームポイントを把握して、それをより際立たせるための方法を熱心に探し、実行に移します。
小柄な女性なら「高いところに手が届かない私」と守ってあげたくなる女をアピール。
大人っぽく見られる女性なら「意外と可愛いもの好き」とギャップを打ち出す。
時には相手によって魅力の表現方法を変えて、最大限の効果を得ようとするのです。
あざと可愛い女性は、自分の魅力を伸ばすために努力を惜しみません。
他の人から見たらストイックなほどです。
相手の気を引くために、あざとい女性が積極的に使う手段がボディタッチ。
会話をしながら、自然なノリで腕や肩に触ったり、いつの間にか…という感じで太ももに手を置いたり。
意図的にボディタッチをして相手をドキドキさせて「この子のこと気になるかも」と思わせるのです。
また、相手との距離が近いと親密な雰囲気になりやすいので、何かを聞くときに顔をやたら近づけたり、距離を詰めて座ったりします。
印象の良い『あざとい女性』は、これらをナチュラルにできるので、周りを嫌な気分にさせません。
あざとい女性がよく使う、可愛いアピールといえば『上目遣い』。
自分より背が大きい人に何かお願いごとをするときに、顔を上げて相手の目を見るようにせず、目だけ相手に向けて表情を伺うようにします。
そうすると、いじらしさが出て可愛くみえるもの。
上目遣いのまま小首を傾げると、より効果抜群です。
また、本当は頼まなくてもできることを「私だけじゃ不安で…。●●さん頼りになるから、手伝ってほしいです」と、相手を立てながら上手に甘えられます。
好感を持たれるあざとい女性は、可愛く見える上目遣いを研究し、むやみに甘えるようなことはしません。
特に女性から敬遠されがちだった『あざとい女性』。
しかし、彼女たちが持つ特徴やテクニックを上手く活かしてアプローチすれば、意中の相手を振り向かすことができるかもしれません。
あざとい女性から学ぶべき恋愛テクニックを見ていきましょう。
恋愛テクニックより前に、あざとい女性から学ぶべきは『自分に自信を持つこと』です。
あざとい女性のふるまいは、たとえ、か弱さで可愛らしさをアピールしていたとしても、どこか揺るぎない自信が感じられます。
それは「自分は誰よりも可愛い」「こうしている私が可愛くないわけがない」と、自分の魅力とその表現方法に絶対的な自信があるからです。
相手の心を動かせるような魅力を持っていても、自信のない雰囲気がそれを上回っていたら、輝くことはできません。
自分の魅力を信じて、それをどんどん表に出し、活かしていくことを意識しましょう。
自分でなんでもできてしまう女性は、恋愛面で敬遠されがち。
なぜなら、男性の多くは「女性に頼られたい」という気持ちを抱いているからです。
付き合っている男性から「オレがいなくてもキミは大丈夫だよ」と言われてしまうタイプの人は、あざとい女性にならって隙を作りましょう。
隙を作る方法のひとつが素直に男性を頼ること。
自分だけでなんとかなることでも「手伝って」「お願い!」と声をかけましょう。
「手伝うことある?」と聞かれたら「大丈夫!」ではなく「ある!助かるよ」と、素直に喜ぶのです。
しっかりしていそうな女性から頼りにされるのは嬉しいはずですよ。
あざとい女性は、とにかく男性を褒めます。
ちょっとしたことでもストレートに褒めるので、男性から「この子と一緒にいると元気になるな」と好感を持たれやすいです。
褒めるときは「笑顔で明るく!」を意識しましょう。
また、男性と会話するときは、あまり興味のない話でも「もっと聞きたい!」と前のめりに見えるよう、プラスのリアクションをとるようにしましょう。
気の利いた返しをする必要はなく「うんうん」「そうそう」と相槌をきちんと打つだけでもOK。
「すごい!」「さすが!」のような、褒めるニュアンスのある言葉を返せば、相手は嬉しくなり、居心地よく感じるでしょう。
好きな人との距離を縮めるために、あざとい女性が使うテクニックが『あなたは特別よアピール』。
「二次会行くの?じゃぁ私も行こうかな」「会えると思ってなかったから嬉しかったよ」
こんな風に、大げさ過ぎない感じで「私にとってあなたはスペシャルな存在」とアピールするのです。
すると、引かれることなく「もしかして好かれてる?」と、いい感じに意識してもらえるはず。
相手があなたに対して前向きな気持ちが少しでもあるなら、距離が縮まっていくでしょう。
『あざとい』は、今では『あざと可愛い』などとプラスの意味で使われる言葉です。
あざとい女性は、ちょっと前まで同性から嫌われるような、男性の前で媚びるタイプの女性を指していました。
しかし現在は、同じあざとい女性でも、同性から「見習いたい」と憧れられる人もいます。
あざとい女性が繰り出すモテテクニックのなかには、恋愛を発展させるために役立つものが多くあるので参考にしましょう。
また、あざとい女性の「自分の魅力をより良く表現するための研究」は、多くの女性が見習うところがあるはず!
あざとい女性の良いところを学んで、より魅力的になりましょう!
・本来の『あざとい』の意味は、やり方があくどい、抜け目がないなどマイナスの意味
・現在は『あざと可愛い』などと、いい意味で使われることがある
・計算高く、研究熱心なのがあざとい人の特徴
・あざとい女性は、積極的にボディタッチをしたり、甘え上手だったりする
・素直に頼る、褒めるなどモテる恋愛テクニックを身につける前に、まずは自分に自信を持とう!
この記事のライター
michill トレンド
3380
ファッション、ビューティー、ネイル、ヘアスタイルなど、幅広いカテゴリのトレンドに敏感なアラサー女子です。話題のアイテムの情報や気になる商品のレビューを紹介します。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント