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Midwife M CITU Beautyは4月24日、泌尿生殖器ケア教育を推進する助産師の石嶺みきさんによるオムケア本『男の子とお母さんのための性の絵本 ぞうちんとぱんつのくに』をKADOKAWAから発売します。
同書は小さい頃からセルフケアやおうち性教育に取り組めるよう、2歳から親しめる絵本です。性に対する理解や「おちんちんケア(オムケア)」の正しい知識を伝え、子どもたちの心と身体を安心して育むことが出来る環境が広がることを願って制作。絵本を通じて、子どもたちは正しいセルフケアを学べ、お母さんたちは男の子のケアに関する疑問を解消できる内容です。
原作・監修の石嶺さんは、ミキズハウス助産院の院長、Midwife M 腟ビューティー協会代表。これまで、”全ての世代の人を泌尿生殖器ケアを通じて幸せにする”という信念のもと、「フェムケア」「思春期性教育」「オムケア」について提唱してきました。
現在も新生児訪問などを担当する石嶺さん(左)
石嶺さんは、助産師として約10年間、新生児や乳幼児の検診・保健指導に従事してきましたが、そのとき、多くのママ達から「おちんちんの皮はむいた方がいい?」「正しい洗い方は?」「『ママにはどうしておちんちんがないの』と聞かれた時、なんて答えればいい?」など、さまざまな質問を受けたそう。
おちんちんケアに悩むママは多い
こうした疑問は、インターネットで調べる人も多いですが、同社によると、ネット上には古い情報や嘘の情報も混在しており、それがトラブルの誘発に繋がっているとのこと。たとえば、子どもは包皮が剥けていない状態が正常ですが、将来の「包茎」を懸念する誤解も根強く残っているそうです。
同書では、助産師である石嶺さんに加え、皮膚科専門医、形成外科専門医が監修しており、専門医の監修による「正しい知識」が詰まっています。
また、絵本の発刊にあわせて、親子で楽しく歌いながら正しいおちんちんの洗い方を学ぶことができるオリジナルソング「ぞうちんのおふろうた」も同時発表。オムケアの習慣化と、タブー視しがちな性の話について、小さな頃からオープンに話せる環境づくりや性教育への関心を高めることを目的としています。
絵本では、入浴時に歌に合わせたおちんちんの洗い方も伝えている
書名:おとこのことおかあさんのための『性』の絵本 ぞうちんとぱんつのくに著者:原作・監修 石嶺みき / 作画・構成 ゆままま定価:1,705円発売日:2024年4月24日出版社:KADOKAWAページ数:本文32ページ
Midwife M CITU Beautyhttps://citu-beauty.com/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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