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住宅購入後に後悔「子ども部屋は狭くていいと思っていたけど…」住んでみてわかった、失敗した間取り・設備15選

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目次

家は一生に一度の大きな買い物と言われます。家族と暮らす空間は、常に快適であってほしいですね。しかし、住んでみてはじめて不自由さに気づくこともあります。慎重に新居を選ぶために、住宅購入経験者のみなさんに、あえて「失敗したポイント」を語っていただきました。

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▶︎【快適な暮らし特集】その他の記事はこちら!

QOLを上げるコンセント

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●2階の廊下上にコンセントがなく、掃除をする際にとても手間です。コードレスの掃除機など持ってないので、今後はコードレスも検討しなければなりません。(男性/35歳/中古戸建てを購入/子どもの年齢:6歳、4歳、1歳双子)

●コンセントの位置をもう少し高く設置すればよかったなと後悔しています。子どもが触ってしまうので、いろんな箇所にコンセント隠しを使用することになってしまって非常に見栄えが悪いです。(女性/29歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:13歳、1歳)

●外にコンセントをつけなかったこと。何かと必要なときがあり、ケチってつけなかったことを後悔している。(男性/33歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:6歳、4歳、0歳)

コンセントの位置や数は、実際に生活してみてはじめて気づくポイントのひとつです。家を購入する前に、テレビの位置、掃除機を使う場所、台所の家電を置くスペースなど、リアルな生活をシミュレーションする必要がありそうです。無理なたこ足配線は、見た目が悪いだけではなく火災の原因にもなりかねません。

子どもの安全を考えて、高さにも配慮できると安心です。また、屋内だけではなく、庭やベランダにも、コンセントがひとつあると便利なようです。

動線をイメージ

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●キッチンからゴミ捨て場までの動線がリビングを通らないといけないため、庭にすぐ移動できるようにすればよかった。(男性/39歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:1歳)

●ランドリー室をつくったのですがファミリークロークと繋がっておらず、洋服がしまいづらくなっている。(女性/27歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:3歳双子)

●玄関から洗面所、手洗い場までが遠い。帰宅後まずは手洗いしたいときにキッチンを通過しないといけないので不便。(男性/42歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:7歳、3歳)

家族が快適に暮らすためには、動線をイメージすることが大切です。朝の忙しい時間帯に廊下が大渋滞では困りますよね。朝、昼、夜、それぞれの時間帯の生活動線を考えてみましょう。ここで紹介したコメント以外には、小さいお子さん用に和室を用意したけれど、パパが帰宅時の音が干渉する間取りで困った、というものもありました。

また、家事動線がごちゃごちゃしていると、小さなストレスが溜まるようです。ぜひじっくりチェックしてみてください。

収納はいくらあっても……

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●収納の広さ。夫婦2人のときに購入し、その際はウォークインクローゼットまでは必要ないかと思いましたが、子どもができてからは何かと物も多くなり、もう少し収納については考えればよかったと後悔しています。(男性/42歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:11歳、9歳、6歳)

●住んでみると、住宅の収納が意外と足りなくてやりくりに苦労しています。靴箱もある程度容量があると思っていましたが、いざ使用してみると納まりきらず、玄関に置きっぱなしの量が増えてしまって少し見栄えが悪いです。(男性/44歳/中古マンションを購入/子どもの年齢:6歳)

●収納が少ないことです。各部屋にクローゼットがあるぐらいでほかに収納スペースがなく、物があふれてごちゃごちゃしてしまっています。(女性/42歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:8歳)

収納について失敗した、というお答えがいくつもあります。購入時はこの収納量で問題がないと思っていても、子どもが成長し、長く暮らしていく中で物も増えていきます。

しかし、ここは考えどころです。収納はたくさんあれば確かに便利ですが、収納場所を増やせば、スペースに応じて物が増えていき、また収納が足りなくなるという悪循環にも陥りがちです。適正量のものを上手に管理することも大切ですね。

長期的展望を持ち、快適に暮すための収納計画をたてましょう。

この設備必要?

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●サンルーフ。夏はただ暑い部屋。そもそも部屋干しは臭いが気になるため、しない派。洗濯乾燥機を買ったため使うこともなかった。(女性/39歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:10歳、5歳)

●3階建は失敗しました。上がるのがしんどいです。(男性/37歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:10歳)

●お客様用の畳部屋を作りましたが、まったく使うことなく失敗したと思っています。(女性/39歳/新築戸建てを購入/子どもの年齢:6歳、3歳、1歳)

注文住宅を建てる際は、ワクワクした気持ちでいっぱいになるのではないでしょうか。しかし、理想の生活をイメージして、あれもこれも……と設備を加えるのは要注意です。

なかには、「はりきって庭木を植えたが、手入れが大変」というご家庭や、「吹き抜けを作ったが、夏は冷房が効かない!」というご家庭もありました。

夢の生活と現実の生活は別物です。実用面も考えた設備設計を!

予測不能? な子どもたち

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●ドアが押し戸ではなく引き戸が多いため、0歳の息子が容易に開閉する。(男性/35歳/新築マンションを購入/子どもの年齢:0歳)

●ふた部屋がつながった間取りを選択しました。最初は部屋が広く見えていいなと思いましたが、子どもが大きくなるにつれてプライバシーがなさすぎてかわいそうだと思うようになった。(女性/45歳/新築マンションを購入/子どもの年齢:12歳、9歳)

●子ども部屋は狭くていいと思ってほかの部屋の広さを優先したが、子どもが成長するにつれ手狭になってきた。(女性/41歳/新築マンションを購入/子どもの年齢:16歳、11歳、8歳)

子どもたちの行動は予想外なものが多く、いざ生活すると失敗したなぁと感じるポイントも出てくるようです。部屋のカギをつけなかったので、子どもたちが自由に開閉してリモートワークが難しい、というご家庭もありました。

また、子どもは日々成長していきます。中高生ともなると、一人前の大人と同じくらいの体格になり、靴も服も大人サイズ。スペース不足を感じるケースもあるようです。

まとめ

「家は3回建てないと理想の家にならない」などと言われることがあります。子どもが成長するにつれ、ライフスタイルも変化していくため、当然のことなのかもしれません。さまざまなシミュレーションを経て、優先順位を決めたうえで、理想に近い新居を探していきましょう。

マイナビ子育て調べ調査日時:2024年6月29日~7月1日調査人数:157人(家の購入経験がある20代~40代までのパパ・ママ)

(マイナビ子育て編集部)


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