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お正月が終わる1月7日の朝に、無病息災を願い「七草粥」を食べる風習があります。豪華な正月料理で胃腸を休めるためにもいいですね。でも、おかゆはいまいち……という人もいますよね。今回は、そんな人にもウケる「とってもおいしい七草粥」の作り方について解説していきます。お子さんにも好評なアレンジレシピもご紹介しますよ!
七草粥は、案外簡単に作れます。
まず、おかゆを炊きます。おかゆは、炊飯器のおかゆモードなら楽チンに作れますし、土鍋で作ってもおいしく炊き上がります。
時短ワザとしては、冷やごはんを煮ておかゆを作る方法がありますが、糊化してベタついた仕上がりになりがちです。特にお子さんの場合、お米から炊いたおかゆのほうが舌触りがなめらかで食べやすくなります。
おかゆが炊き上がるまでの時間を利用して、七草を茹でます。七草は、短時間でさっと茹で、冷水に浸してから、しっかりと絞って刻んでいきます。ただし、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の根っこの部分は固めなので、長めに茹でるようにします。
おかゆが炊けたら、刻んだ七草を混ぜ合わせます。塩少々を入れ、味を整えてから召し上がってください。
春の七草は以下の7種です。
①せり②なずな(ペンペン草)③ごぎょう④はこべら⑤ほとけのざ⑥すずな(カブ)⑦すずしろ(ダイコン)
これは57577の短歌のリズムで口ずさむと、覚えやすいでしょう。せり なずなごぎょう はこべらほとけのざすずな すずしろ春の七草〜〜
なお、秋の七草ははぎ、おばな、くず、なでしこ、おみなえし、ふじばかま、ききょうとなります。こちらは春の七草と違って、食べずに見て季節を感じましょう。
とはいえ、「おかゆ」は味が薄いこともあって、子どもたちからの人気は今ひとつ…かもしれません。特に、おかゆ自体が苦手なお子さんだと、「七草粥」は箸が進まないことも。
そこで実践してみたいのが、子どもが向けにアレンジを加えた七草粥です。旨味と程よい塩味で、我が家では好評ですよ!
通常の七草粥に、市販の鶏ガラスープの素を加えます。
時間に余裕があるようでしたら、具材を加えてみてはいかがでしょうか。おすすめの具材としては、茹でて細かくカットした鶏のむね肉やささみ、貝柱などがあります。
貝柱の干物を戻した時の出汁を使っておかゆを炊いても、お子さん向けの中華風七草粥になりますよ。
おかゆを炊く時に、コンソメスープの素、少量のバターで炒めた鶏の挽肉を加えます。炊き上がったら、温めた牛乳を加えて短時間煮込み、茹でて刻んである七草も加えていきます。最後は、粉チーズをかけて完成です。
粉チーズには食欲をそそる香りと塩味があるので、いいアクセントになりますよ。
今回は、1月7日の朝に食べたい七草粥の作り方、子ども向けにアレンジした七草粥の作り方について解説しました。お正月のごちそうで疲れた胃を、七草粥で労ってあげたいものです。
(マイナビ子育て編集部)
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