/
ヤマップは12月16日、全国の登山者を対象に実施した「クマに関する登山者意識調査」の結果を発表しました。

登山者は、クマの生息域に「お邪魔している意識を持つべき」であると思うか尋ねたところ、92.8%が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答しました。「とてもそう思う」と回答した人は「北海道・東北」で活動している割合が高く、登山歴や遭遇経験の有無においても、山との関わりが深い層ほどその傾向が強まっています。

登山中、実際にクマを目撃した経験のある人は29.4%でした。クマ以外の野生動物(サルやイノシシなど)との遭遇経験者は93.2%となっています。

野生動物の具体的な対策に対するスタンスを分析したところ「人間の安全のための管理(駆除等)」と「共存のための環境づくり(保全)」の両方を支持する層が43.1%と最も多く、「両輪での対策が必要」と考える人が多いことがわかりました。

登山頻度の変化について尋ねると、「変わらない」は全体では63.3%が、九州・沖縄では93.7%でしたが、「北海道・東北」では48.3%にとどまり、クマの出没状況による異なる結果となりました。

具体的な対策について聞くと、「撃退(スプレー等)」よりも「遭遇回避(会わない対策)」が重視されていました。「熊鈴・ラジオ」(54.7%)や「事前の情報収集」(47.3%)、「単独登山の回避」(38.3%)など、接触そのものを未然に防ぐ工夫が主流となっています。
調査名称:クマに関する登山者意識調査調査対象:全国の登山者 1415名調査期間:2025年11月18日~25日調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
ヤマップhttps://yamap.com/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
公式アカウント