/
He threw in the towel.と聞くと、「タオルを投げた」と思ってしまいませんか? 実はこのフレーズ、意外な意味があるんです!
\フレーズをマスターしてネイティブみたいな英語を話そう!/
知っている英単語を並べても、会話がなんだかかみ合わない……そんな経験はありませんか?書籍『日本人がパッと思いつかない ネイティブがよく使う英語フレーズ』(ナツメ社)は、学校ではあまり教わらない、実用的で誤解しやすいフレーズを、インパクトのあるイラストと一緒に楽しく学べる一冊です。
今回はその中から、動作を説明するフレーズを一部抜粋してご紹介します。
諦めるとき


「匙を投げる」とは、何をしても効果がなく諦めることです。昔、日本では医者が匙で漢方薬を調合していましたが、治しようのない患者を前に匙を放り投げて治療を断念する様子が由来だといわれています。「諦める」「見切る」「敗北を認める」「降参する」「撤退する」といった意味で使われます。
さて、これに相当する英語のフレーズは、throw in the towel(タオルを投げ込む)です。投げるのは匙ではなく、タオルです。なぜタオルなのでしょうか?
ボクシングの試合でボクサーが打ちのめされて挽回できない状況のとき、セコンドは敗北を認める、つまり試合を放棄する合図としてリングに汗拭き用のタオルを投げ入れました。そのことから、throw in the towelという表現が生まれたのです。同じ意味の「諦める」を表すのに、日本語では匙を投げる、英語ではタオルを投げるというのはおもしろいですね。
かつてはタオルの代わりにスポンジをリングに投げ入れていたので、throw in the spongeと表現することもあります。

続きは書籍でお楽しみください。

※本記事は、『日本人がパッと思いつかない ネイティブがよく使う英語フレーズ』<著:牧野 髙吉イラスト:ひらのんさ/ナツメ社>より抜粋・再編集して作成しました。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
3
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
公式アカウント