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接客を重視するデパートでは、お客に不快感を与えないよう、お客に関するやりとりに隠語を使うケースがあります。「ゴハチ様」もデパートで使われる隠語のひとつ。「ゴハチ」という苗字の客を指すのでなく、別の意味を持ちます。この「ゴハチ様」の隠れた意味とは?ヒントは数字。お子さんと一緒に考えてみてくださいね。

「ゴハチ様がいらっしゃったからあいさつして」「承知しました」
店員さん同士のこんな会話を耳にしたら、「“ゴハチさん”という客が来たんだな」と認識しますよね。ですが、デパートでこんな会話がされていた場合、必ずしも“ゴハチ”という名前の客が来店したとは限りません。
というのも、「ゴハチ様」はデパートにおいて、ある特徴をもつ客を指す隠語なのです。いったいどのような客を指すのかわかりますか?
答えは、「お得意様」。頻繁に訪れてくれる常連のお客様=お得意様のことを、百貨店の隠語では「ゴハチ様」と表します。接客を重視するデパートでは、直接的な言葉でお客に不信感や不快感を与えないよう、このような隠語を使って業務連絡するケースが少なくないようです。

「お得意様」と「ゴハチ様」、まったくつながりのない言葉に思えますよね。なぜお得意様を「ゴハチ様」と言うようになったのでしょうか。その答えは、「ゴハチ」を数字に変換することで見えてきます。
「ゴハチ」を数字にすると、「5」と「8」。「5×8=40」から、「40(しじゅう)=始終来てくれる=お得意様」の連想で生まれたといわれています。数字・計算が好きな子どもが大喜びしそうなシャレですね。

シャレから生まれたデパートの隠語は、「ゴハチ様」以外にも。たとえば、お客の不審な動きを観測したときは、以下のような隠語を使って店員同士で連絡を取り合うのだといいます。
●アカイ様「万引き犯」のこと。レッドカードのレッドから、赤を連想し、「アカイ様」。
●モモイ様「万引きしそうな不審な客」のこと。「アカイ様」の赤の手前の桃色から「モモイ様」。
●カワナカ様アカイ様と同じく「万引き犯」のこと。「買わなかった」⇒「カワナカ様」。
今回はデパートのユニークな隠語「ゴハチ様」をご紹介しましたが、デパートによって使われる隠語も変わってくるようです。ほかにどのような隠語があるのか調べてみるのも楽しいかもしれませんね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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