クロッカンとは

クロッカンは「カリカリとした」という意味をもつフランス語です。このお菓子の元はCroquant de Cordes（クロッカン・ドゥ・コルド）と呼ばれていて、フランス南西部の特産物です。

卵白と砂糖、ナッツを合わせたお菓子はヨーロッパ南部にたくさん存在していて作り方や見た目も様々です。いくつかはマカロンの原型になったと言われているお菓子もあります。 今回はそんなメレンゲ菓子の中でもとても簡単で見た目もかわいく仕上がるレシピをご紹介します。

クロッカンのレシピ

材料（30個分）

卵白 1個　（30g）
粉砂糖　100g
ナッツ（アーモンド、ヘーゼルナッツなど）　120g

準備

オーブンを170度に予熱しておきます。
天板にオーブンシートを敷いておきます。
ナッツを170度のオーブンで10分ほどローストしておくとより香ばしくなります。

作り方

①　ボウルに卵白を入れ、粉砂糖をふるい入れます。粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。（泡立てたりする必要はありません。軽くまとまるまで混ぜれば大丈夫です。）生地を持ち上げて垂らすと少しのあいだかたちが残るくらいの固さに調整します。サラサラとした液状の場合はさらに粉糖を足す、固すぎる場合は卵白を足してちょうど良い生地の状態になるまで調整します。

②　ナッツを入れて軽く混ぜ、スプーンなどを使って天板に生地を置いていきます。焼くと多少膨らむので、生地同士は離して置いて下さい。

③　170度のオーブンで15〜20分ほど焼きます。

④　焼き上がったら天板の上でそのまま冷まします。きちんと焼けていればクッキーの底の部分がきれいに剥がれます。（焼きが足りないとオーブンシートに底の部分が張り付いてしまうので、追加で5分程度焼き足してみて下さい。）

クロッカンショコラ

材料（30個分）

卵白　1個 （30g）
粉砂糖　100g
ナッツ（アーモンド、ヘーゼルナッツなど）　120g
ココアパウダー　小さじ2（4g）

作り方

①　ボウルに卵白を入れ、粉砂糖とココアパウダーをふるい入れます。

②　ナッツを入れて軽く混ぜ、スプーンなどを使って天板に生地を置いていきます。

③　170度のオーブンで15〜20分ほど焼きます。

簡単にできて数も多くできるので、配るお菓子にも忙しいときにもおすすめのレシピです。 割れやすいのでラッピングする場合はあまり重ならないように気をつけて下さい。

プレゼントには、ココアが入って生地が締まり割れにくくなるクロッカンショコラの方がおすすめですよ。

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