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料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。春野菜が出回る季節になりましたね。春は特にアブラナ科のお野菜が多く出回る季節でもあります。その中でも今回は、春キャベツを使ったレシピ、春キャベツとアンチョビのペペロンチーノをご紹介します。
春野菜が出回る季節になりましたね。冬から春にかけては特に、大根、小松菜、ケール、ブロッコリー、芽キャベツ、菜の花、クレソンなどなど、アブラナ科のお野菜が多く出回る季節でもありますね。
その中でも今回は、春キャベツを使った、『春キャベツとアンチョビのペペロンチーノ』のレシピをご紹介します。
早春から初夏にかけて出回る春キャベツは、巻きがゆるく外葉の緑色が鮮やかなものが新鮮です。冬に出回るキャベツと違い、緑が濃くふわっと巻いていて、大きさの割に軽いものを選びましょう。
キャベツの栄養素と言えばなんといっても、胃腸薬の成分となっているビタミンUが有名です。キャベジンとも呼ばれてますね。特に春キャベツの中心に近い、黄色い葉に含まれていると言われています。
また、芯に多く含まれているビタミンCや、緑色の外葉に多く含まれているカロテンは、淡色野菜の中では含有量が多いのも特徴です。ビタミンCは、お肌に良いだけじゃなく、血管や粘膜や骨を丈夫にしてくれる働きが期待できます。
カロテンは、体内でビタミンAに変感される成分で、体内で増え過ぎてしまった活性酸素を取り除く作用があるため、動脈硬化や老化の予防に効果があると言われています。他に、食物繊維やカルシウムも多く含まれています。
春キャベツは柔らかいのが特徴で、生食が最適ですが、強火でさっと炒めても美味しいです。今回のような強火でさっと炒めるペペロンチーノのようなお料理には最適なお野菜です。
パスタ(スパゲッティー) 200g
春キャベツ 2枚
アンチョビフィレ 3~4枚
にんにく(みじん切り) 1欠片分
赤唐辛子 2本
オリーブオイル 大さじ2杯
パスタの茹で汁 約50ml
岩塩・黒粒胡椒 各少々
白だし(隠し味) 小さじ1杯
① パスタは袋にある記載の−1分で茹で上げます。
② キャベツの葉の部分はざく切り、キャベツの芯は薄切りにします。
※春キャベツの芯は、甘くて美味しい上に、ビタミンCを多く含んでいるので、使用するのをオススメします。
③ フライパンにオリーブオイル・にんにくを入れて弱火にかけ、じっくりと炒めて香りを引き出し、香りが立ったら赤唐辛子を加えて炒めます。
④ キャベツの芯を加えてさっと炒め、パスタの茹で汁を加えてフライパンを振り、乳化させます。
⑤ キャベツの葉を加えてさっと炒め、全体にソースを絡めます。
⑥ 茹で上がったパスタを加えてソースを絡め、白だしを加えて岩塩・黒粒胡椒をひき、味を整えます。
※隠し味に白だしを加えると、アンチョビと馴染んで一体感が生まれ、日本人の舌に合う味になるのでオススメです。
⑦ お皿に盛り付けたら、完成です!
春キャベツをたっぷり使ったペペロンチーノをテーブルに並べて、春を演出してみてはいかがでしょうか?
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19836
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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