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製菓学校卒の手作りお菓子ブロガーnyontaです。1年で最も冷えるこの季節。そんな日はお家でまったりお菓子作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?やっぱり寒い時期は冷たい物より温かい物が恋しくなります。今回は冷やしてももちろん美味しいけれど、熱々でも美味しい簡単クラフティのレシピをご紹介します。
クラフティはフランスのリムーザン地方発祥の伝統菓子。
卵・牛乳・砂糖・小麦粉などで作った生地に果物をたっぷり合わせて焼いた固めのプリンのようなお菓子です。
果物はブラックチェリーを使った物が定番。その他には桃やベリー類、梨やリンゴなどアレンジの幅が広く、使う材料もそれほど多くない上、手軽に作れるのが魅力です。
そして、冷たくしても美味しいのだけれど、熱々のまま食べても美味しいのが最大の魅力。熱々は表面はカリッ、中はトロっと柔らかい食感。冷えるとしっとりプルンとした食感に。寒い時期はぜひ出来立て熱々を楽しんで頂きたいです!
今回は生地をチョコでアレンジして、缶詰のチェリー使用でお手軽に作っていきます。
◎クラフティ生地
・卵 2個
・グラニュー糖 20g
・薄力粉 20g
・ココアパウダー 5g
・生クリーム 100g
・牛乳 100g
・チョコレート 50g
・ダークチェリー(缶詰) 100g
◎その他
・型用バター 適量
・粉糖 適量
型にバターを塗り、チェリーの水分をキッチンペーパーで拭き取って型に入れておく。
① 小鍋に牛乳と生クリームを合わせて入れ火にかける。沸騰したら火を止める。
② ボールにチョコレートを入れておき、①の半分を入れて30秒ほど放置する。
③ 真ん中から少しずつホイッパーで混ぜていき、チョコを溶かす。
④ チョコが溶けて綺麗に混ざったら残りの①も加えてよく混ぜる。
⑤ 別のボールに合わせてふるった薄力粉とココアパウダー、グラニュー糖を入れホイッパーで軽く混ぜる。
⑥ 卵を加えて混ぜる。
⑦ ④のチョコミルク液も加えてホイッパーでよく混ぜる。
⑧ 用意しておいた型の9分目まで流し込む。※生地が少し余ったので、別でココット1つ分取りました。
⑨ 170℃に予熱したオーブンで約30分焼く。
冷やして食べる場合は粗熱が取れたら冷蔵庫へ。熱々のまま食べる場合はそのまま食卓へ。
仕上げに軽く粉糖をかけて出来上がり!熱々のままスプーンですくってチェリーとチョコのマリアージュをお楽しみください♪
ダークチェリーはチョコレートとの相性がとても良いのでおすすめの組み合わせです。バレンタインのデザートにもおすすめしたい一品。
型は今回セリアのグラタン皿を使っています。他にココットで作ってみたり、ガラスの容器でドーンっと作ってみても豪華に見えます。スキレットで作ってもオシャレに仕上がりますよ。
この冬はぜひお家で出来立て熱々のクラフティを楽しんで寒い日々を乗り切って下さいね!
この記事のライター
製菓衛生師
nyonta
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製菓衛生師。北海道在住。製菓学校卒業後、ホテルのパティスリーやカフェで勤務した後、現在は自宅で趣味としてお菓子作りを行う。製菓材料店や製菓道具店のレシピスタッフとしても活動中。旬の食材を使い、お菓子で季節を感じられるよう常に心掛けている。作ったお菓子はブログ・HPにてレシピ公開中。
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