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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。クリスマスやおもてなしのメインディッシュに使える、おすすめのイタリア料理です。固まり肉を使うローストビーフは少しハードルが高いけど、ステーキ肉なら大丈夫!時間をかけずにテーブルが華やぐ料理が作れますよ!甘酸っぱい、ごろごろベリーのバルサミコソースのレシピと合わせてご紹介します。
牛ステーキ肉 150g(常温、厚さ1.5cm程度)
Aバルサミコ酢 大さじ2
A赤ワイン 大さじ3
A砂糖 大さじ1(粗糖を使用)
B冷凍ベリーミックス 60g
B有塩バター 5g
塩こしょう 適量
オリーブオイル 小さじ1
① 牛ステーキ肉にやや強めの塩こしょうを振り、下味を付けたら5分ほどそのまま置く。
② 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、強めの中火で両面を約50秒ずつ焼く。(ここではレアに仕上げています。焼き時間は目安です。お肉の状態や形状、部位によっても異なります。お好みの焼き加減で仕上げて下さい。)
③ 火を止めたら、フライパンにトングまたは菜箸を渡して、その上に②を乗せ余熱を入れながら4~5分休ませる。
アルミホイルに包んで余熱を入れ、肉汁を落ち着かせる方法と同じ作用です。火を止めたフライパンの上なら、急激に温度が下がることもなく、アルミホイルに包む必要もないのでおすすめです。
出てきた肉汁もフライパンで受け止められますよ!銀座ステーキ店の有名シェフ直伝です!
④ 休ませている間に、ソースの材料を計量し、ミックスベリーに大きないちごなどが混ざっていれば半分に切っておく。
⑤ フライパンから③を下ろし、そのままのフライパンにAを入れて、とろみが付き半分~1/3の量になるまで中火で煮詰める。
⑥ Bを入れ、再び沸々するまで火を入れたら、塩小さじ1/8~1/6程度とこしょうで味を付ける。
⑦ ③の肉を削ぎ切りにして皿に盛り、⑥をかける、または添えたら出来上がり。
お好みでクレソンやルッコラ、削ったパルミジャーノなどを添えると、本格的になります。
甘みと酸味を味わえるソースで、2~3分で簡単に作れます。
このレシピで使用している粗糖(洗双糖)は上白糖や三温糖よりもミネラル分や風味があり、甘みをまろやかにし、複雑な味わいになります。上白糖や三温糖の方が甘みを強く感じやすい一方、粗糖の方が甘さに深みがあり、風味に違いが出ます。お好みで使い分けと分量の調節をしてください。
簡単に作れて、とっても華やかなタリアータ。特別なディナーに、ぜひ、作ってみてくださいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
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海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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