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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。春はアブラナ科の野菜がたくさん出回りますが、その中の一つ、春キャベツもこの時期に出回る代表的なお野菜ですよね。今回は、春キャベツを使った美味しい食べ方、『春キャベツのステーキ 温玉ソース』をご紹介します。
春はアブラナ科の野菜がたくさん出回りますが、その中の一つ、春キャベツもこの時期に出回る代表的なお野菜ですよね。今回は、春キャベツを使った美味しい食べ方、『春キャベツのステーキ 温玉ソース』をご紹介します。
春キャべツは他の季節に出回るキャべツと違い、巻きがゆるく、葉が柔らかいのが特長です。中心に近い黄色い葉には、胃腸薬の成分になっているビタミンUが多く含まれているのも、春キャベツならではです。
今回はステーキにする加熱調理のレシピをご紹介するのに、こんなことをいうのはなんですが、一番効率よく摂取するには、生食が一番です。繊維に沿って千切りにして頂くのがおすすめです。でも、千切りにするだけじゃ、副菜や付け合わせにしかならないですよね。
寒暖差のある冬に育ったキャベツは、巻きがしまって固く甘いのが特長ですが、春キャベツも、今回ご紹介するステーキのようにじっくり蒸し焼きにすると、驚くほど甘さが引き出す事が出来ます。
キャベツに含まれるビタミンC、ビタミンUは、水に溶けやすいので、今回のようにフライパン一つで完結する調理法は、流れ出たビタミン類をソースにして丸ごと頂ける利点があります。
作り方はとっても簡単!フライパンで焼いた春キャベツの上にソースをかけて、温泉卵を乗せるだけです。フライパン一つで完結する、お手軽レシピなので、ぜひトライしてみて下さいね。
春キャベツ 2/3玉
温泉卵 2個
オリーブオイル 大さじ1杯
岩塩・黒粒胡椒 各少々
水 大さじ1杯
【ソースの材料】
オリーブオイル 大さじ1杯
玉ねぎ(みじん切り) 25g
にんにく(みじん切り) 1欠片分
しょうが(みじん切り) 1欠片分
酒 大さじ2杯
みりん 大さじ1杯
醤油 小さじ2杯
バター 20g
※温泉卵の作り方※
厚手の鍋に卵がかぶるくらいのお湯(約1L)を沸かして火から下ろし、水100mlを加えて、冷蔵庫から出したての卵を入れてフタをし、12分放置したら水に取って冷やしておきます。
① 春キャベツ1玉を、芯を残して縦に6等分にカットして、今回は、そのうちの4個を使用します。
② 熱したフライパンにオリーブオイルをひいて、①の春キャベツの断面を下にして、強火で焼き付けます。
③ 焼き色が付いたら、もう片方の断面も焼き付け、水を回し入れ、フタをして弱火で3分ほど蒸し焼きにし、お皿に盛り付けます。
④ ③のフライパンにオリーブオイルを足して、玉ねぎを加えて透き通るまで炒め、にんにく・しょうがを加えて香りが立つまで炒め、酒・みりん・醤油を加えて軽く煮詰めたらバターを加えて溶かし混ぜます。
⑤ お皿に盛り付けた春キャベツの上に④のソースをかけて、温泉卵を乗せたら完成です!
にんにくと生姜の効いた、旨味たっぷりのソースと、とろぉ~りとろける温泉卵を甘くて柔らかい春キャベツに絡めて頂くと、それはもう至福のおいしさです。毎日これでもいいくらい!
春キャベツが出回るのは、早春から初夏の間だけですので、ぜひ今時期は、春キャベツの美味しさを楽しんで下さいね!
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19836
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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