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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。今年の夏は、例年以上に暑くなりそうなので、冷たい麺類が大活躍しますね。今回は、野菜の王様モロヘイヤとトマトでつくる栄養満点な、冷やしそばのレシピをご紹介します。
今年の夏は、例年以上に暑くなりそうなので、冷たい麺類が大活躍。今回は、野菜の王様モロヘイヤとトマトでつくる栄養満点な、冷やしそばのレシピをご紹介します。
「野菜の王様」と言われているモロヘイヤ は、なんと!カロテン量が抜群に多い人参を上回る含有量。カロテンだけでなく、植物性食品が持っている全ての栄養素を圧倒的に多く含んでいる「栄養素の塊」なんです。
こういった野菜は、特殊な匂いや味がして大量に食べられない事が多いものですが、モロヘイヤはほとんどクセがなく、たくさん食べる事が出来ます。
若い葉は、生でも食べられますが、蓚酸(シュウサン)を多く含むので、普通はさっと塩茹でして、水にさらします。
「トマトは、野菜か果物か?」とよく議論されますが、分類では、「ナス科トマト属」。なすやピーマン、じゃがいもなどの遠い親戚にあたります。
トマトの特徴的な栄養素は、まずリコピンが浮かびますよね。トマトの赤い色は、リコピンによるもので、強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を抑える事で、しみやしわ、免疫機能の低下などの予防・改善が期待できます。
この、栄養たっぷりなお野菜2つを使った『トマトとモロヘイヤの冷やしそば』の作り方はとっても簡単!
モロヘイヤ を茹でて刻み、ミニトマトを半分にカットしたら、めんつゆに入れて冷やし、冷たいそばにかけるだけなんです。
茹でそば(流水麺使用) 2人分
ミニトマト 15粒
モロヘイヤ 1袋(100g)
めんつゆ(ストレート) 300ml
胡麻油 大さじ1杯
① モロヘイヤは茎から葉を外し、たっぷりの熱湯に塩を加え、30秒程茹でて冷水に取り、冷やします。
※水1Lに対し、塩10%程入れて茹でます。
② 水気をしっかり絞り、包丁で粗く刻んでおきます。
※モロヘイヤ は、刻むとオクラのような独特なぬめりが出てきます。食感を楽しみたい時は粗く、ぬめりをたくさん出してつるっとさせたい時は、細かく刻んで下さいね。
③ ミニトマトを横半分にカットします。
※横半分にカットすることにより、果肉が露出する断面になり、味が染みやすくなり、見た目も可愛くなります。
④ 大きめのボウルに②・③・めんつゆ・胡麻油を入れて混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やしておきます。
⑤ 茹でそばを冷水でよく濯いで氷水で冷やし、冷たくなったら水気をしっかり切って器に盛り付け、④をかけたら完成です。
モロヘイヤ から出る独特のぬめりが加わって、つるっと喉越しさっぱり。特に暑い日は、めんつゆやそばだけじゃなく、ぜひ器もあらかじめ冷蔵庫に入れて冷やしておき、キンキンに冷たくしてお召し上がり下さいね。
ぜひ、この栄養たっぷりな冷やしそばを、夏麺のレパートリーに加えてみて下さいね。
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19835
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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