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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。薄切りにした野菜の層が際立つ、お食事系のケーキです。しっかりした生地なので、食べ応えもあって満足感もあり!チーズとベーコンの塩味が効いていて、朝食にもランチにもおやつにもなるヘルシーレシピをご紹介します。
フランス生まれで、薄切りりんごを重ねた焼き菓子が元になります。
ガトーは、小麦粉や砂糖で焼くという意味で、インビジブルとは目に見えないという意味になります。生地と薄切りにしたりんごの色が同系色で見えにくいことから、この名前が付きました。
でもこれだと、スイーツですね。そこで、サレの登場。サレとは塩のことで、りんごの代わりに野菜を使って作る、塩味のお食事系ケーキのことです。
層になった野菜がしっかり見えますが、ガトーインビジブル・サレまたはケーキインビジブル・サレと呼ばれています。
Aホットケーキミックス…90g
A牛乳…60ml
Aオリーブオイル…大さじ2
A卵…2個
A粉チーズ…大さじ2
A塩…小さじ1/2
Aブラックペッパー…少し
Bじゃがいも…正味220~230g(中2個程度)
Bかぼちゃ…50g
B人参…50g
Bきぬさや…16~18個
Bベーコン…2枚
C粉チーズ…大さじ1
C刻みパセリ…適量
・じゃがいもは、皮を剥き、スライサーを使って薄くスライスしたら、さっと水で洗い水気を切っておく。
・かぼちゃ、人参も、それぞれ同様に薄くスライスしておく(厚みの調節できるスライサーは、2mm程度に設定します。安全ホルダーをお持ちの方は、使って下さい。)。
・きぬさやは、筋をとっておく(青臭さが気になる場合は、軽く塩茹でしてから使います)。
① ボウルにAの材料を全て入れ、かき混ぜて生地を作る。
② スライスしたじゃがいも、かぼちゃ、人参は、ぞれぞれのボウルに分けて入れる。
③ ①の生地を②のそれぞれのボウルに適量に分けて入れる(野菜に生地が絡めば、量は均等でなくても大丈夫です)。
④ パウンド型にオーブンシートを敷いたら、オーブンを180度に設定しておく。
⑤ ③のじゃがいも3分の1を、お箸やトングを使い平らに入れる。その上からかぼちゃとベーコンを重ねる(ボウルに残った生地は取っておきます)。
⑥ じゃがいも3分の1を同じ要領で重ね、続けて人参、きぬさやを乗せていく。
⑦ 残りのじゃがいもを敷き詰めたら、それぞれのボウルに残った生地を上からかけ、Cの粉チーズを振りかける。
⑧ オーブンの温度を170度に落とし、約45~50分焼く。串を挿して何も付いてこなければ取り出して粗熱を取る。
⑨ 好みの厚さにカットしたら出来上がり。
今回使った野菜以外にも、水分が少なめでしたら使えますので、冷蔵庫にある野菜で作ってみて下さいね!
見たもの華やかなガトーインビジブル・サレのご紹介でした。
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
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海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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