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餃子のプロが教えるシリーズ第3弾は秘伝「餃子に入れると美味しくなる3つの隠し味」。玉ねぎや、お家にあるあの調味料を足すだけで旨味が増し、プロに引けを取らない味付けができる!?今夜のおかず作りにゼヒお試しください♪
※価格は参考価格です。
デパートの催事や楽天市場などでご存知の方もいらっしゃると思いますが、餃子をメインに提供している飲食店「餃子の餃天」店長の外川です。最近では、サントリー社とコラボレーションさせていただき、「金麦にぴったりの大人のヤミツキ紅白餃子」を開発させていただきました。よろしければ、是非、検索してみてください(笑)。
今回は引き続き、家庭で美味しい餃子を作るコツをお伝えします。前回は「とにかくよくひき肉を混ぜて下さい!」とお伝えしました。これで美味しさが大きく上がりますが、「さらにランクアップしたい!」という方に、とっておきの調味料と野菜の工夫を少しだけお教えします。
これを知っているだけで、味がぐんと良くなりますので女子会やホームパーティーで、一目置かれる存在になるのは間違いありません(笑)。画期的なレシピですし、しかも美味しくなるわけですから、女性なら女子力も高まるというものです。いや、たとえ一人暮らしの餃子づくりにだって生かせます。
本来ならば餃子にあまり使わない調味料ですが、実は美味しくなる調味料が何点かあるんです。ひとつは、味噌。白味噌でも合わせ味噌でも、独特すぎない味噌なら何でも良いです。分量は、ひき肉500グラムに対し20グラムくらい(お好みで増やしても可)です。いつもより、ずっとコクが出ます!
ふたつめは、蜂蜜です。これも、味噌と同じくらいの分量を混ぜます。味噌と一緒で、全体的に美味しさに深みが出ます。ポイントとしては、どちらもひき肉にしっかりと混ぜることです。ひき肉と野菜を混ぜる前の段階、つまりひき肉だけをこねている途中で入れて下さい。ひき肉にしっかり混ざるように、力強く揉み込んで下さい。
次にひき肉と混ぜる野菜ですが、基本的にはキャベツや白菜、ネギ、ニラ、玉ねぎなどです。この玉ねぎが、実はポイントです。玉ねぎの下ごしらえは多少手間がかかりますが、いつもの餃子から劇的に変化するコツがあります。
みじん切りにした玉ねぎをフライパンで炒めて、冷ましてから混ぜてみて下さい。ややあめ色になるまで炒めるのが理想ですが、火がしっかり通ればそこまで加熱しなくても大丈夫です。
当店は、ひき肉に大量の玉ねぎを入れています。たとえばひき肉500グラムだとすると、玉ねぎは300グラムくらい入れています。炒めた玉ねぎを半分、生のものを半分入れることにより歯ごたえも残ります(けっこう重要なポイントです!)。
1. ひき肉に味噌を入れる (ひき肉500グラムなら約20グラム程度)
2. ひき肉に蜂蜜を入れる (ひき肉500グラムなら約20グラム程度)
3. 炒めた玉ねぎを冷やしてひき肉と混ぜる (ひき肉500グラムなら約300グラム程度)
4. 玉ねぎの半分は生のままひき肉と混ぜる (炒め玉ねぎ150グラムなら約150グラム程度)
編集部スタッフが調理した玉ねぎの写真がありますが、少し焦げていますけれども、この程度なら、家庭の場合に限りギリギリ許容範囲でしょう(笑)。これ以上焦がさないように、皆さんが作るときの目安にしてください。
味噌と蜂蜜を隠し味に加え、よくひき肉と混ぜ合わせ、玉ねぎは炒めたものを混ぜる。これで、格段と美味しい餃子に生まれ変わります。是非、一度試してみて下さいね!
※調理写真は編集部撮影
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この記事のライター
外川天平
1802
秋田県秋田市広面の飲食店「餃子の餃天」を経営しつつ、楽天市場やデパートの催事などで絶大な人気を誇る餃子のプロフェッショナル。楽天市場では餃子部門と中華総菜部門で1位に輝き、餃子マニアが選出する「全国お取り寄せ餃子」では第2位に輝く。真っ赤な餃子「赤餃子」が大人気で、全国の催事ではいつも絶大な人気を誇る。<br><br>店名: 餃子の餃天<br>住所: 秋田県秋田市広面字蓮沼90-1<br>営業時間: 11:00~15:00 17:00~21:00<br>定休日: 無休(要確認)
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