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ぐぐぐっーと寒くなって来ましたが、いかがお過ごしでしょうか?この季節、一番の心配は何といっても“風邪”。辛いですよねー。しかし、我が家はここ数年風邪知らず!「あ、風邪っぽい?」って時に、必ず食べるものがあるのです。それが今回、ご紹介するカレー鍋!食べ終わる頃には、体もぽっかぽか。ぜひ、お試しあれ!
「風邪っぽい」時に決まって作る、我が家のお守りレシピ、カレー鍋。これ、食べとけば翌朝には元気いっぱい。毎年、幾度となく助けられています。
我が家のカレー鍋は、生姜たっぷり。ニンニクたっぷり。野菜もたっぷり。さらにカレールウには、概ねクミンにカルダモンなどなど、風邪に立ち向かう成分がぎっしり!しかも、美味しいんですから、優秀、この上ありません。
青菜は、今回は、小松菜にしましたが、キャベツでも白菜でもニラでも春菊でも青梗菜でも、その日、あるもので大丈夫。カレー味は、ほんとに懐が深くて、うまーくまとめてくれるんです。きのこや、蓮根、ごぼうをプラスしても美味しいし…アレンジし放題です!
基本の基本、にんにく、生姜、唐辛子、カレールゥ。この四天王だけは、お忘れなくです。
・豚こま切れ肉…200g
・カレールゥ…30g
・生姜…20g
・にんにく…15g
・唐辛子…1本
・人参…1/2本
・じゃがいも…1個
・ネギ…1本
・大根…5cm
・小松菜…2〜3株
・豆腐…1/2丁
・サラダ油…大さじ1
・水…約300ml
・醤油…大さじ1(味をみて加減してください)
① 具材を切ります。にんにくは、芯をとって薄切り、生姜は皮ごと千切りにします。大根は5mm厚さの半月切り、人参は3mm厚さの短冊切り、ネギは斜め薄切り、小松菜は茎と葉に分けてそれぞれ4cm長さ、豆腐は8等分に切ります。じゃがいもは、5mm厚さの半月切りにし、水にさらしておきます。
② カレールゥは、ざっと刻んでおきます。
③ 炒めることのできる鍋に、にんにく、生姜、種を出した唐辛子を入れ、サラダ油を入れ、弱火にかけます。油に香りが移るまで、ゆっくり炒めます。
④ ③に大根、人参、じゃがいも、小松菜の茎の順に入れ、それぞれ軽く炒めます。豆腐を入れ、具材がかぶらない程度に水を注ぎ、強火にかけ、蓋をして、沸騰したら、弱めの中火にしてゆっくり煮ます。ほぼ火が通ったら、豚肉を1枚ずつスープにくぐらせ、色が変わったら野菜の上にあげていきます。
⑤ スープの一部を取り出し、②のルゥを溶かし、④の鍋にまわし入れます。
⑥ 小松菜の葉の部分をのせて、ふたをし、小松菜の葉に火が通ったらできあがり。最後にお醤油をまわしかけ、味を整えます。カレースープにつけつつ、召し上がれ。
鍋あとの、美味しくって、栄養たっぷり!なスープもお忘れなく。うどんを投入して、カレーうどんも最高なんですが、とろとろチーズのカレー焼き飯も捨てがたいんで、今回は焼き飯をご紹介。
たっぷり入れた生姜も、ニンニクも、こうして残すことなく食べきれば、元気100倍。翌朝には、きっと元気いっぱい!ですよ。
① カレー鍋のあとの鍋に、1~2膳分のご飯を入れて混ぜます。火にかけ、ご飯にスープを吸わせ、石焼きビビンバのようにしっかりお焦げができるまで、よく焼きます。
② 溶けるチーズをかけて、蓋をし、チーズが溶けたらできあがり。
③ 刻んだ葱をかけ、よく混ぜていただきます。
風邪って、発熱、鼻水、喉の痛みなどなど…ひいてしまうと、ほんっと辛いですもんね。だからこそ、予防が肝心。うがい、手洗い。そして、カレー鍋!
いよいよ寒さも本番ですが、皆さんも風邪に気をつけて、元気に乗り切りましょう。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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