更新日:2019年5月15日 / 公開日:2017年10月19日
寒い時期にはやっぱり鍋料理が簡単でおいしい!一鍋で栄養バランスも○。「鍋」献立は忙しい主婦の味方ですよね。とはいえ、そろそろおなじみのタレや具にも飽きてきたな~、という方におすすめの、みんな大好きハンバーグシチュー鍋のレシピをご紹介します。
忙しい人の味方、「鍋料理」。でも、調理に時間がかかっては元も子もありません。お料理で時間がかかるのって、何だと思いますか?実は、料理の手間が一番かかるのも、差が出るのも、実は「切る」ことなんですね。
ハンバーグを作るときの「玉ねぎのみじん切り」。ちょっと面倒だな…。という方必見の、簡単であっという間に切れる切り方をご紹介します。たぶん皆さんが昔学校で家庭科で習った方法は、こんな感じではありませんか?
① 玉ねぎを半分にして、縦に切込みを入れる。
② 横に切込みを格子状に入れる。
③ 端から細かく切っていく。
でも、この②の「横に切込みを入れる」工程。これをなしにすると、めちゃくちゃ楽なんです。では、実際にやってみましょう。
まず、玉ねぎを半分に切り、縦にできるだけ細く切りこみを入れていきます。
次に、そのまま端からできるだけ切っていきます。
これだけで、かなり細かく玉ねぎはばらばらに。より細かくしたいときは、包丁ではずませ切り(包丁の刃先を先端を固定して、細かくザクザク切る)をすると細かいみじん切りの完成です。
・A 合いびき肉 300g
・A 玉ねぎ 1/3個
・A パン粉 1カップ
・A 卵 1個
・A 塩、こしょう 少々
・A あればオールスパイス、ローズマリーなど 各少々
・オリーブ油 小さじ1
・にんじん 1/2本
・玉ねぎ 2/3個
・キャベツ 1/10個
・ブロッコリー 1/3株
・B トマト水煮缶 1カップ
・B デミグラスソース(缶) 150g(約1/2缶強)
・B 赤ワイン 1/2カップ
・B 水 1/2~1カップ
・B 醤油 大さじ2/3~1
・溶けるチーズ 適量
・〆のご飯、パスタ、粉チーズ、バジルなどお好みで 適量
① Aの玉ねぎはみじん切りにし、Aを全て一緒に練り混ぜる。8~10等分に小さな小判型にまとめる。
玉ねぎは生のまま、ハンバーグ種は一気に練り混ぜてOK。
② フライパンに油をしき、①を並べ、中火にかける。両面が色がつくまで焼く。
ハンバーグは火をつける前に並べてしまうのがコツ。最後に煮込むので、表面に焼き色がつけば中まで火が通っていなくても大丈夫。
③ 玉ねぎ、にんじん、キャベツは食べやすい大きさに切り、ブロッコリーは小房に分ける。
④ 鍋にBを中火で一度沸騰させ、③の玉ねぎ、にんじんを入れて弱火で15分ほど煮込み、野菜が柔らかくなってきたら、②のハンバーグ、キャベツ、ブロッコリーも入れて5分ほど煮込む。(ハンバーグを焼いている間に野菜を煮込み始めると、タイミングよく出来上がる)
アツアツをぐつぐつさせながら、好きな具材を取分けながら食べます。
お好みで、仕上げに溶けるチーズをかけてもおいしいですよ。余熱でとろりと溶けてきます。
鍋のしめはお楽しみのひと時。
今回は、ゆで時間が短くて済む、「生パスタ」を残った汁に入れてみました。残った汁に水1/2~1カップ、味がたりなければ少しデミグラスソースやトマトの水煮を足して沸騰させます。
そこに、生パスタを入れて、混ぜながら表示時間通り煮るだけ。仕上げにバジルをのせたり、ブラックペッパー、粉チーズなどをのせると、濃厚デミ・パスタの出来上がりです!もちろん、ご飯を入れて溶き卵を落として「デミグラスオムライス風」にしたり、お好みでチルドうどんでもおいしいですよ。
今回ご紹介したハンバーグ鍋。
普通にシチューにしてもいいのでは?という声もでてきそう?!ですが、「鍋」にすると、これ1品作るだけで他のおかずを作らなくってもちゃんと夕食らしくなるのでやっぱり鍋形式がおすすめです。それに、家族で鍋を取分けながら食べると楽しいですよね。鍋ならでは、で、野菜を追加したり、途中ウィンナーを加えたり、お好みで色々入れてみてくださいね。
今回ご紹介している分量は、作りやすい量で2人で食べるにはやや多めですが、残ったら次の日もおいしいのでご安心を。大きめの鍋で作るときは、Bの煮汁を倍量にして調節してください。
ハンバーグ鍋の他にも、ホワイトソースベースでクリーム鍋にしたり、いつもの水炊きをベースにナンプラーやシャンサイでエスニック味にしたり、と調味料を変えるのも脱マンネリでおすすめです。もちろん、このデミグラス味の鍋に、鶏モモ肉、ウィンナーなどでもボリューム鍋が簡単にできます。
実はこの鍋、子供にも男性にも受けがいいので、普通の鍋に飽きてきたらぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
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