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製菓学校卒の手作りお菓子ブロガーnyontaです。フランと言うお菓子はご存じですか?(某お菓子メーカーの物ではありませんよ!笑)素朴な焼き菓子ですが、ものすごく美味しくて魅力あふれるスイーツです。今回はお家で作れる美味しいフランレシピをご紹介します。
フランはフランスの国民的なお菓子。パティスリーやパン屋さんでいつでも買える定番菓子です。
サクサクのパイ生地にカスタードクリームのような物を詰めてオーブンで焼き上げます。温かいままだとクリームがトロッと柔らかく、冷やすとプリンタルトのような食感に。シンプルだけど最高に美味しいお菓子です♪
日本ではあまり見かけることはありませんが、ティラミスやタピオカのようにいつかブームが来てくれないかな!?と熱視線を送っています!
〇パートブリゼ
・強力粉 85g
・薄力粉 85g
・塩 3g
・グラニュー糖 15g
・無塩バター 100g
・卵 20g
・牛乳 10g
〇アパレイユ
・牛乳 300cc
・全卵 1個
・卵黄 2個
・グラニュー糖 60g
・薄力粉 35g
・無塩バター 30g
・バニラペースト 小さじ1
☆タルト型は今回16cmで底がやや深い物を使用しました。なければ18cmでも構いません。
☆パートブリゼは作りやすい分量で作っています。余れば他のお菓子やキッシュなどにも使えますよ◎
・パートブリゼの材料は全て冷蔵庫で冷やしておき、無塩バターは1cm角程度にカットしておく。
① フードプロセッサーに粉類を全て入れ、軽く回して混ぜる。冷やしておいた無塩バターも入れる。
② ガッガッガッと小刻みにかけて、バターがサラサラの粒状になるまでフープロにかける。
③ 卵と牛乳を合わせて加え、ひとまとまりになるまでガーッとかける。
④ ラップに包んで冷蔵庫で三時間~一晩休ませる。
⑤ 生地を台の上で2mm厚さに伸ばす。伸ばしたら冷蔵庫で30分程冷やす(休ませながら行わないと、生地が縮んでしまうため)。
⑥ 型に敷き込む(この時、生地を引っ張って敷き込むと焼きあがった時に縮むので、生地を押し込むようにして底の角を入れ、なるべく生地に負担をかけないようにするのがコツです)。敷き込んだら淵の生地をナイフで落とし、フォークで空気穴をあける。
⑦ 重石を乗せて、190℃で20分→重石を外して10分焼く。※重石はお米や大豆でも代用出来ます。
⑧ 焼きあがったら型から外さず、そのまま待機させておく。
① 鍋で牛乳を温める。ボールに全卵・卵黄・グラニュー糖を入れて混ぜ、薄力粉も入れて混ぜる。温めた牛乳を入れてホイッパーで混ぜ、茶漉しで漉しながら鍋に戻す。
② 中火~強火にして絶えずかき混ぜながら炊いていく。固まってきてからも混ぜ続け、固かったクリームがトロっと少し緩んだ所で火を止める。無塩バターとバニラペーストを入れゴムベラで混ぜる。
③ 空焼きしておいた土台に流し入れる。
④ 180℃のオーブンで約30分美味しそうな焼き色がつくまで焼く。
出来上がりです。少し粗熱が取れたくらいが一番美味しく頂けます。冷やしてももちろん美味しいですよ!
冷めてからでもレンジやトースターでリベイクすれば焼き立てを再び味わえます。
素朴で美味しい家庭菓子のフラン、ぜひ作ってみて下さいね!
この記事のライター
製菓衛生師
nyonta
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製菓衛生師。北海道在住。製菓学校卒業後、ホテルのパティスリーやカフェで勤務した後、現在は自宅で趣味としてお菓子作りを行う。製菓材料店や製菓道具店のレシピスタッフとしても活動中。旬の食材を使い、お菓子で季節を感じられるよう常に心掛けている。作ったお菓子はブログ・HPにてレシピ公開中。
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