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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。何かとお酒を飲む機会が多い今の時期。今回は、家で飲んだ後や外で飲んで帰ってきた後にも、手早く作れて、さらっと食べられるシメご飯をご紹介します。
飲んだあと、夜遅く食べるご飯は、ダイエットのことなどがちらりと頭の片隅をよぎるものの、小腹もみたされて、お酒の締めくくりには欠かせないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、家で飲んだ後や、外で飲んで帰ってきた後にも、手早く作れて、さらっと食べられるシメご飯をご紹介します。
セリの蕎麦は香りもよく、すっきりと食べられて後味もさわやか。重くならず、また手軽に作れるように、焼いた油揚げを添えました。
麺が少なめの分量になっているので、しっかり食べたいときは蕎麦の分量を増やしてください。
蕎麦(乾麺) 150g
油揚げ 1枚
セリ 1/2束
水 600cc
めんつゆ(2倍濃縮) 100cc
醤油 適量
① 油揚げはキッチンペーパーで油をおさえ、オーブントースターで焼く。焦げ目がついてきたら、醤油を塗って香ばしく焼き、7mmくらいの幅に切る。
② セリは洗って4~5cmに切る。
③ 鍋にお湯を沸かし、麺つゆを加える。
④ 蕎麦は袋の表示通りに茹でて流水で洗ってぬめりをとり、鍋に入れて温める。器に盛りつけ、セリ、油揚げをのせる。お好みで、ねぎ、柚子、七味唐辛子などの薬味を添える。
セリの根は、よく洗って、めんつゆで煮ればおいしく食べられます。麺つゆで舞茸などのきのこ類を一緒に煮れば、きのこの旨味も加わってさらにおいしくいただけます。
鯛のお刺身をごまだれで和え、だし汁をかけた鯛茶漬けは、絶品!鯛の旨味に胡麻の風味、わさびの香りが溶け合って、なんともいいハーモニーです。
おつまみに刺身を食べる時は、お茶漬け用に取り分けておけば、最後のシメでにんまりしてしまうこと間違いなし!お刺身は、鯛でなくても、ブリや鯵などでも楽しめますよ。
ご飯 軽く2膳
鯛の刺身 100g
すりごま 大さじ3
日本酒 小さじ2
みりん 小さじ2
醤油 小さじ2
だし汁 300cc
塩 適量
① 日本酒とみりんは合わせて、耐熱容器に入れてレンジでで30秒ほど加熱して冷ます。醤油、すりごまを加える。
② 鯛の刺身を①のタレで和える。
③ だし汁を温め、塩で味を調える。
④ 温かいご飯にごまだれで和えた鯛をのせる。
⑤ だし汁をかける。
最初は、だし汁をかけずに食べて、途中でだしを注いで食べると味の変化も楽しめるのでがおすすめです。お好みでちぎった海苔、わさび、三つ葉などを添えてください。
麺類が食べたい時は、すぐ煮えるそうめんを使えば、キッチンに立つ時間も少なくて済みます。片栗粉でとろみをつけたあたたかいにゅうめんは、とろりとした口当たりが優しく、するりとお腹に収まります。身体も温まるので、今の時期にぴったり。
麺の分量は少なめなので、しっかり食べたいときは、そうめんの分量を増やしてください。
そうめん 100g
油揚げ 1枚
青ねぎ 1~2本
生姜 1片
白だし 大さじ2
水 550cc
片栗粉 大さじ1と1/2
① 油揚げはキッチンペーパーなどでおさえて油を取り、短冊に切る。青ねぎは小口切りにし、生姜はすりおろす。
② 鍋にお湯を沸かし、白だし、油揚げを入れる。大さじ3の水で溶いた片栗粉を混ぜながら少しづつ加える。混ぜながら1分くらい加熱してしっかりとろみをつける。
③ そうめんは固めに茹でてざるにあけ、流水で洗ってぬめりを取る。
④ そうめんを鍋に入れて温まったら盛りつけ、青ねぎと生姜をのせる。
片栗粉の量は、加減してください。だしには白だしを使いましたが、お好みで鶏ガラスープにしてもおいしいです。
今回ご紹介したものは、お酒のあとのシメだけではなく、ちょっと小腹がすいたときの夜食にもぴったりです。
さらさらと食べられる料理はうっかり食べ過ぎてしまいがちですが、夜遅いご飯は、胃腸に負担がかからないよう、あまりたくさん取らず、気持ちよく眠りにつけるようにしたいものですね。
この記事のライター
笠原知子
6904
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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