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料理研究家・野菜ソムリエのsachiです。1月7日は、無病息災を願い七草粥を食べますが、皆さんはもう食べましたか?七草粥は、お正月中に美味しいものをたくさん食べて疲れた胃腸を休める役目があります。まだ食べていない…という方は、夕食を七草粥にしてみませんか?
芹(せり)・薺(なずな)・御形ごぎょう・繁縷(はこべら)・仏座(ほとけのざ)・菘(すずな)(カブ)・蘿蔔(すずしろ)(ダイコン)の7種類の若菜を指します。最近は、スーパーでも春の七草がパックになって売られているので、便利ですね!
今回は、炊飯器を使ってお手軽に作る七草粥をご紹介します。春の七草の中に入ってるすずな(カブ)・すずしろ(ダイコン)は、刻んでお米と一緒に炊き込むと美味しくなります。
米 1合
水 600ml
春の七草 1パック
塩 2つまみ
柚子の皮(千切り) 少々
① お米を研いで炊飯器に入れて水を注ぎ、さいの目切りにしたすずな(カブ)・すずしろ(ダイコン)を加えて炊きます。※炊飯器にお粥の機能がある場合は、そちらを使用して下さいね。
② お粥を炊いている間に、春の七草の葉の部分をさっと塩茹でして水に晒し、水気を切って刻んでおき、炊き上がったお粥に塩と一緒に加えて、混ぜ合わせます。
③ お茶碗によそい、柚子の皮を乗せたら、出来上がりです!
柚子の爽やかな香りが、食欲を促進するだけでなく、リフレッシュ効果やリラックス効果もありますので、七草粥の薬味として、是非取り入れてみて下さいね♪
七草粥を頂く時は、甘味噌だれをかけると、より美味しく頂けます!
鰹の風味と甘いお味噌のコクが、あっさりした七草粥にとても良く合います。
作り方はとっても簡単!調味料を煮詰めて、仕上げに鰹節を加えるだけです。七草粥を炊いてる間に用意しておいて、出来立ての七草粥にかけて下さいね。
◎味噌 30g
◎きび糖 30g
◎みりん 大さじ1杯
◎酒 大さじ1杯
◎醤油 大さじ2/3杯
鰹節 2g
① ◎の材料を全て小鍋に入れて混ぜ合わせ、弱火にかけて、混ぜながらとろみが付くまで煮詰めます。
② 鰹節を手で細かく揉み砕いて1に加え、混ぜ合わせたら火を止めます。
春の七草で作る七草粥は、無病息災を願う行事であるだけでなく、お正月のごちそうを食べた後の胃を休める意味でも、この時期の一食に取り入れて頂きたいお粥です。
お正月食べすぎちゃったな、なんて心当たりのある方は、今日の夕食を七草粥にしてみませんか?
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19854
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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