更新日:2017年12月31日 / 公開日:2017年12月31日
新年にも大活躍の、栗のお菓子。上品に焼いた洋菓子「栗とあずきのカップケーキ」と、栗のみの味を堪能できる和菓子「栗ようかん」、ふたつのレシピをご紹介します。
年末や新年、お客様をお迎えすることが多いとおもいます。
けれどクリスマス前から年末年始まで、ご馳走やケーキ作り、大掃除、正月料理の用意等で、なかなか買出しに行く暇すらないほど忙しいという方も多いのでは。
突然の来客予定が入ってしまったときにも対応できる、おせちで購入していた栗の甘露煮や缶詰で作ることのできる、おもてなし菓子を作りました。
マフィン型を使い、小さく焼き上げたカップケーキです。
グラシンカップを敷いておけば、焼き上がったあとで型から取り出しやすくなります。カップのままでも、カップをはがして逆さまに置いても、どちらでも問題のないしっかりとした生地です。
できあがったあと、お好みで抹茶パウダーや粉糖をふりかけ、上品な印象に仕上げてみてくださいね。
洋菓子の印象にしたいときには、ホイップしたクリームを塗るのがおすすめです。
無塩バター…60g
グラニュー糖…50g
卵…1個
薄力粉…60g
ベーキングパウダー…小さじ1/4
抹茶パウダー…小さじ1/2
栗の甘露煮…3粒
ゆであずき(缶詰)…60g
① 室温に置くかレンジ加熱してやわらかくした無塩バターに、グラニュー糖を加えて混ぜます。卵を加え、さらによく混ぜます。
② あわせてふるった薄力粉・ベーキングパウダー・抹茶パウダーを加え、ヘラに持ち替えて混ぜます。刻んだ栗の甘露煮も入れて混ぜます。
③ ②の生地の半分を型に等分にして入れ、ゆであずきをのせます。残りの生地を等分に入れ、ゆであずきをサンドするようにします。
④ 170度に予熱したオーブンに入れて18~20分ほど焼きます。焼けたら冷まして、できあがりです。
あずきを使わず、栗の味のみで作ったようかんです。
まぜて冷やすだけの、とても簡単なレシピ。優しい色と甘さが特徴で、切り分けたときの栗の模様が楽しい和菓子です。
栗の甘露煮と、市販の栗の缶詰ペーストを使ったので値段が張りましたが、もちろん自宅で栗を煮れば、かなりの安価で作ることができます。
使用する型の幅にもよりますが、液が余ったときは別の器で冷やし固めると、少しまた印象の違ったスイーツに。栗をのせれば、見栄えよくできあがります。
別容器に固めたものは、大掃除や正月準備をがんばっている合間の休憩時間に、あたたかい緑茶と召し上がるのもおすすめです。
粉寒天…4g
水…400ml
グラニュー糖…50g
マロンペースト…240g
栗の甘露煮…7個+2個
① 鍋に粉寒天と水を入れてかき混ぜながら火にかけ、沸騰したらグラニュー糖を入れて混ぜます。マロンペーストを加え、さらによく混ぜます。沸騰したら、火からおろします。
② 栗の甘露煮を型の底に並べて、上に①の液を流し、冷蔵庫で冷やし固めます。好みの位置で切り分ければ、できあがりです。
ようかんの高さは、お好みで調節ください。パウンド型ではなくバット等で作るときは、栗を半分に切るか細かく切って並べ、広く平たく作ることもできます。
使った主な材料は、こちらでした。
洋菓子と和菓子。
がんばりすぎないふたつの手作り菓子で、良いお年をお迎えくださいませ。
この記事のライター
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