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インドカレー屋さんみたいなナンが家で焼けたら、嬉しくないですか?しかも、フライパンで!面倒なこねる作業もなくって大丈夫!なんて聞いたら…、作ってみずにはいられないですよね?いつものカレーに添えれば、たちまちインドカレー屋さん気分です。初めての方でも絶対失敗しないコツを交えて紹介します!
今回、紹介するナンの生地は、こねずにほったらかしでOK!
以前、紹介したカンパーニュと同じく、ゴムべらで混ぜるだけなので作業もラクチン。手も台も汚れないので気軽に挑戦できるレシピです。
一番のポイントは、焼き方。インドカレー屋さんではタンドールという専用の窯が使われますが、今回はそれをフライパンで。
熱したフライパンに蓋をして、ウラ面を8割、オモテ面は2割くらいの気持ちで、ゆっくり焼き上げるのがポイントです。
底はカリッと香ばしく、生地はもっちり焼き上がったナン。バターを塗って、熱々を召し上がれ!
・強力粉…200g
・水…150ml
・ドライイースト…1g
・砂糖(好みのもの。今回は三温糖)…20g
・塩…3g
・バター…10g
① ボウルに水を入れ、ドライイーストをふり入れます。
② ①をゴムベラでよく混ぜ、砂糖を加えて、よく溶かします。
③ 強力粉を入れてザッと混ぜ、塩をふり入れます。ゴムベラでよく混ぜ、粉っぽさがなくなればOK。
④ ゴムべらを生地の底に入れて持ち上げ、反対側の底へ押し込みます。それを上下左右行います。
生地が乾燥しないようにボウルにビニールをかぶせ、あたたかい場所に20分ほど置いておきます。
⑤ ④をさらに2回繰り返します。
⑥ ④ではぼそぼそだった生地がつながって、滑らかに、ひと回りほど大きく膨らんでいます。生地のできあがりです。
⑥ 生地と台にたっぷり打ち粉(分量外)をし、生地を4等分に切ります。
⑦ 切り口を真ん中に集めるようにしながら丸めます。生地が乾かないようにビニールをかぶせておきましょう。
⑧ フライパンをあらかじめ熱しておきます。
⑨ 手のひらにたっぷり打ち粉(分量外)をとり、⑦の生地をしずく型に伸ばします。生地の端を手に持ち、下に垂らしながら、生地の重みで伸ばすようにするとうまくいきます。
⑩ ⑧のフライパンに⑨を伸ばしながら入れ、すぐに蓋をして弱火にします。ここで8割がた火を入れてしまうつもりでじっくり焼きましょう。
⑪ べとべとしていた生地のオモテ面が、白く変わり、かさっとした質感に変わって来たら裏返します。
⑫ オモテ面にも美味しそうな焼き色がついたら、焼き上がり。残りの3枚も同様に焼きます。
⑬ 焼き立てにそれぞれバターを塗れば、完成です!
カレーと一緒に召し上がれ。
そうそう、このナンの生地は、冷蔵庫で2日ほど保存もできるんです。
あらかじめ作った生地を手順⑦から冷蔵庫へ。しばらく室温に戻せば、あとは焼くだけ!
焼き立てのナンがあれば、家で食べるいつものカレーもインド料理屋さん気分。ぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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